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- 地球が滅びようというときに
わたしの心魂は哀しいセレナーデを奏で始める

世界が死んでしまおうというときに
わたしは自らを吊り下げる首縄をせっせと準備し始める

非常口のない罪のありように
わたしは笑いがとまらず
蒼いかまいたちがわたしの傷口をさらに深く切り刻む

鮮血が吹き出る
そのときわたしの心魂の底に溜まっていたなにかも吹き出る

和解せねばならなかったのは
けっしてあの日目撃し幼い心魂を切り裂いた過去の記憶ではなく

とうに過ぎ去った内なるわたしと生きてるわたし

わたし自身、無垢ないのちとして
母の胎を自由に泳いだはるか昔もあったのに
いつの間にこんないくつもの重荷をかついできてしまったんだろう

地球が滅びると同時に
わたしは自由な無限のなかに吊り下げられる

そのとき審きの主はどこにも姿が見当たらなかった
- いえす『世界の終わりのセレナーデ』
8月9日 闘病の床にて。
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- 見よ、闇は地を覆い
暗黒が国々を包んでいる。
しかし、あなたの上には主が輝き出で
主の栄光があなたの上に現れる。
- 旧約聖書(新共同訳)イザヤ書六十章二節より。
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- もしまちがった優しさで
誰かと手をつなごうとしてしまったなら
わたしは罪にさだめられても当然です

もしわたしの苦しみが足りないというのなら
わたしは逃げてはならないのです
あなたと、傷つけてしまった誰かをじっと見つめながら
目をけっしてそらさず、より多くの罰を受けましょう

もしわたしが愛という甘美なことばによって罰を避けて通ろうと謀るなら
あなたはわたしを独房に引き戻し
わたしは声をあげて泣くでしょう

神よ、キリストよ
わたしにより痛い傷をください
そして
より深い深い孤独をください
- いえす『痛み(スピリチュアルペイン)』8月9日 闘病の床にて。