棚経開始! | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。


8月に入ると『棚経』という各檀信徒のご自宅の仏壇や精霊棚に参拝する行事があります。


清瀧寺の棚経は、檀信徒のご自宅の精霊棚や仏壇だけでなく、神仏習合時代に一緒だった『清瀧香取両神社』や『山王神社』現在は集落センターとなっている『旧阿弥陀堂』や『旧観音堂』などにも参拝します。

お盆の到来を各家のご先祖さまだけでなく、地域の鎮守さまにもお知らせするという習わしと伝わります。



清瀧香取両神社は、お盆(棚経)とお正月に清瀧寺の僧侶が正式参拝をします。

清瀧香取両神社は、参道が3つあるのですが、私たち僧侶は、唯一鳥居が無い『寺参道(寺道)』から上がっていきます。


じつは、この寺参道・寺道の延長線上に清瀧寺本堂があり、神仏が行き来していると言われています。

現在も境内が繋がっているという意味で、結界にあたる鳥居が無いのだそうです。

また、寺道・寺参道の両脇は、お大師さまが見守っていらっしゃいます。

山王神社は、清瀧寺の真北に位置し、北の守り神と伝わります。



《地獄絵めぐり・開帳期間》
8月1日~8月20日まで

《拝観時間》
午前9時~午後5時まで

《拝観場所》
清瀧寺本堂

《駐車場》
約20台

◎絵解き不可日
8月4日・10日・12日・13日・17日・18日のは、棚経や施餓鬼会のため昼過ぎまで(場合によっては夕方近くまで)19日は終日絵解き(解説)が難しくなります。
また、6日・9日は、ツアーや団体参拝の予約があり、予約の方々を優先して絵解きをします。

◎拝観不可日
8月15日は、施餓鬼会のため、終日、拝観や絵解きが難しくなります。

◎御開帳・限定御朱印
熊野観心十界曼荼羅・十王図の御開帳・限定御朱印を書き置きにてご用意しております。

◎写真撮影
熊野観心十界曼荼羅・十王図とも、フラッシュ無しで撮影が可能となります。

◎拝観料
拝観料は、いただいておりませんので、どうぞお気軽にお参りくださいませ。