おはようございます。
先日ご縁があり、さくら坂ビバーチェ様、ラール・アワー様とのコラボ企画で『写経会』を開かせていただきました。
写経は経典を丁寧に書写し、仏さまに『納経』することで、様々な祈願や供養、霊場巡りなどの際に願意を伝える意味があります。
写経を納めた納経の証として御朱印があります。
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日本の写経の歴史は古く、飛鳥時代・天武2年(西暦673年)に川原寺において一切経を写経したことが日本書紀に見られ、写経の日本最古の記録とされています。
後の奈良時代には、官立の写経司に置かれた写経書にて、専門の写経生が国の事業として写経を行っていたそうです。
今回の写経会では『般若心経』を写経いたしました。
般若心経は、おそらく日本で一番有名で多く唱えられているお経だと思います。
般若心経を写経する場合、1行につき17文字という古くからの言い伝えがありますが、これは『般若理趣経』の17清浄句にちなんだものとされています。
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また今回の写経会では『紺紙金字法華経』(江戸時代・天明年間)と、お経で描かれた『経観音』(江戸時代後期)を特別展示させていただきました。
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写経会に参加された皆様のお心が仏様達へ届きますよう、お祈りいたしております。合掌(^人^)