お写経☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。


先日ご縁があり、さくら坂ビバーチェ様、ラール・アワー様とのコラボ企画で『写経会』を開かせていただきました。



写経は経典を丁寧に書写し、仏さまに『納経』することで、様々な祈願や供養、霊場巡りなどの際に願意を伝える意味があります。

写経を納めた納経の証として御朱印があります。




日本の写経の歴史は古く、飛鳥時代・天武2年(西暦673年)に川原寺において一切経を写経したことが日本書紀に見られ、写経の日本最古の記録とされています。

後の奈良時代には、官立の写経司に置かれた写経書にて、専門の写経生が国の事業として写経を行っていたそうです。


今回の写経会では『般若心経』を写経いたしました。

般若心経は、おそらく日本で一番有名で多く唱えられているお経だと思います。


般若心経を写経する場合、1行につき17文字という古くからの言い伝えがありますが、これは『般若理趣経』の17清浄句にちなんだものとされています。




また今回の写経会では『紺紙金字法華経』(江戸時代・天明年間)と、お経で描かれた『経観音』(江戸時代後期)を特別展示させていただきました。




写経会に参加された皆様のお心が仏様達へ届きますよう、お祈りいたしております。合掌(^人^)