甘露の雨 | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。


昨日は、昼過ぎから雨となりました。

春の天気は変わりやすいですね〜


もうすぐお釈迦さまの誕生日『花まつり』ですが、お釈迦さまがお産まれになられた時、天から『甘露の雨』が降り、お身体を清められたと伝わります。


花御堂(はなみどう)
今年もサンキャッチャーで甘露の雨を表現しております。
写真撮影も可能です。


『普曜経』には、梵天・帝釈天と九龍が香水を灌ぎ、洗浴したと記され『過去現在因果経』では、難陀龍王と跋難陀龍王の二大龍王が冷たい雨と温かい雨を灌いで清められたとされています。

また他にも、八大龍王が甘露の雨を灌いだとする説もあります。


花まつりでは、誕生仏に甘露の雨に見立てた甘茶をかけますが、古くは、五色水と呼ばれる、五種の香水などを使用していたそうで、江戸時代ごろから甘茶に変わっていったようです。


ちなみに甘茶は、山紫陽花の変種で額紫陽花によく似た花を咲かせます。

この葉を発酵させて作られたお茶が『甘茶』となり、花まつりでは甘露の雨に見立てられています。




お釈迦さまは、誕生と同時に龍神さまが祝福し、その後もお釈迦さまを護られたことから、龍は仏教の守護する大切な存在となっております。



《花咲く祈りの寺の花まつり》

開催期間・4月6日〜4月8日

拝観時間・午前9時〜午後5時

拝観場所・清瀧寺本堂前

駐車場・約20台


◎注意事項

花まつりの限定御朱印は、4月8日までお出ししております。

甘茶の無料配布は4月6日〜4月8日までとなりますが、数に限りがあり、なくなり次第終了となります。

どうぞご了承くださいませm(_ _)m

どなたさまもご自由にお参りすることができますので、どうぞお気軽にお参りくださいませ(^人^)