秋分☆御開帳☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます☆


本日9月23日は、秋のお彼岸のお中日『秋分の日』です。


清瀧寺では、年に4回ある本尊・阿弥陀如来と脇侍・観音勢至両菩薩の『阿弥陀三尊』の御開帳日となります☆



年に4回の御開帳は『①大晦日〜三が日②春分③迎え盆〜送り盆④秋分』です。


秋分の日は、太陽が真西に沈みますが、真西に沈む太陽を見て阿弥陀如来の西方極楽世界を観想する『日想観』(にっそうかん)がお彼岸の先祖供養と深く結びついています。


春分と秋分は、西方極楽浄土の阿弥陀さまに祈りが通じやすいため、御開帳日に定められたそうです。


清瀧寺の本堂には、古くから伝わる『祈りの場所』があります☆


本堂の天蓋と龍神欄間

その場所は、頭上に仏さまの傘『天蓋(てんがい)』があり、その下の畳は卍型に敷かれた『卍畳(まんじだたみ)』となっています。


本尊の阿弥陀如来は『半眼(はんがん)』という下向きの目線をしていて、卍畳の中心が、本尊・阿弥陀如来と目が合うような距離と高さになるよう調整されています。


頭上の『天蓋』と足下の『卍畳』により、天と地から仏さまに護られた空間となり、阿弥陀さまと目を合わせてお祈りすることができるパワースポットとなっております。

卍畳・中央、正方形の畳が本尊阿弥陀如来と目が合う場所と言われています。


先人たちが遺された、仏さまと繋がり、ご縁を結べる『祈りの場所』ですので、どうぞお立ち寄りの際は、卍畳の真ん中で御参拝くださいませ(^人^)

本日は午後6時まで、拝観可能です。