おはようございます☆
暦を見ると本日は、六曜の吉日『大安』と、金運に良いとされる『寅の日』が重なる縁起の良い開運日となります☆
日本では、寅の日は『毘沙門天(びしゃもんてん)』の縁日とされ、ご縁を結びやすく、願いが届きやすい日とされています☆
福徳毘沙門天と猛虎図・清瀧寺蔵
毘沙門天は、四天王・八方天・十二天・十六善神の一体ですが、四天王としては『多聞天』と称し、単独尊としては『毘沙門天』といいます。
また、大般若経を守護する十六善神としては『吠室羅摩拏善神』(べいしらまだぜんしん)と称します。
毘沙門天の原形は、北方を守護する財宝の神、クベーラが由来と考えられていて、財宝を分け与える意味から『施財天(せざいてん)』とも呼び、財宝を司る福の神として『七福神』の一柱となります。
毘沙門天(多聞天)は左手に、仏さまの教えや智恵が納められた『宝塔』を、右手に、意の如く財宝や食べ物、衣服などを生み出す『如意宝棒』を持っております。
また、三又の槍(三戟)を持つ姿の毘沙門天もありますが、槍を持つ毘沙門天は、魔除け、厄除け、勝負運を司り、如意宝棒を持つ毘沙門天は、開運招福、金運など福徳を司るとの言い伝えがあります。
足下の邪鬼は『藍婆(らんば)』『毘藍婆(びらんば)』で『天の邪鬼(あまのじゃく)』とも呼ばれます。
(一説には尼藍婆・毘藍婆とも)
災いなどを引き起こす邪鬼を鎮める力があることを示しています。
大安の寅の日☆
毘沙門天に、除災招福を祈りたいと思います☆