雪の境内☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます☆



昨日は気温が上がったので、先日の雪も溶けてなくなりました。


雪化粧は1日限定の貴重な風景でした。

刻々と変化していく雪景色は『諸行無常』を感じます。


雪化粧した寒椿

有名な諸行無常は『雪山偈(せっせんげ)』という句からの抜粋で、すべてのものは永遠ではなく、移り変わっていることを説いております。


雪山偈
諸行無常(しょぎょうむじょう)
是生滅法(ぜしょうめっぽう)
生滅滅已(しょうめつめつい)
寂滅為楽(じゃくめついらく)

和訳
作られたものは、すべて無常である。
生じては滅していくことを本性とする。
生滅するものがなくなり、静まっていることが安らぎである。
(大般涅槃経)


六地蔵尊・清瀧寺境内

しかし、諸行無常だからこそ、一瞬一瞬が、かけがえのない時間であり、大切なのだと思います。

雪化粧した美しい境内も、有限だからこそ、貴重な銀世界に感じますよね~☆


すべてのものは、永遠ではなく、変化しますので、苦しみも、悲しみも、怒りも、怨みも、楽しみも、喜びも、幸せも、永遠ではないとされています。


今日も皆様にとりまして素晴らしい日となりますよう☆
お祈りいたしております☆