大勢至菩薩の縁日☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます☆



本日1月23日は、今年初めての『大勢至菩薩』の縁日となります☆



大勢至菩薩は、梵名を『マハー・スターマ・プラープタ』といい、マハーは偉大、スターマは勢い、プラープタは得るの意味から『得大勢至菩薩(とくだいせいしぼさつ)』とされ『大勢至菩薩(だいせいしぼさつ)』『勢至菩薩(せいしぼさつ)』と称されます。



大勢至菩薩・清瀧寺蔵

『勢い』『至る』の漢字が使われている通り力が強く、その歩みは魔王の宮殿まで揺らすと伝わります。
また一方で、智恵の光で私達を照らし、迷いを取り去ってくれる菩薩さまでもあります。


大勢至菩薩は、観音さまと共に阿弥陀如来の脇侍として『阿弥陀三尊』という形で祀られることが多い菩薩さまです。

故人の冥福を祈る年回法要では、一周忌の本尊で、密教においては、八大菩薩の一尊となります。

合掌飛天

また、月待ちでは『二十三夜尊(にじゅうさんやそん)』の本尊であり、月天(がってん)や月読命(つくよみのみこと)など月の神さまの本地仏とされています。

二十三夜尊の本尊なので縁日が23日となったとの説ががあります。

清瀧寺では、本尊・阿弥陀如来の向かって左側に脇侍としてお祀りしております。


今日も皆様にとりまして、素晴らしい日となりますよう☆
お祈りいたしております☆