五智如来の話し☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます☆



昨日は御開帳の初日で、多くの方に御参拝いただきました。

大阪や名古屋など、御遠方からの方々もいらっしゃり、感謝しておりますm(__)m



今回の御開帳にあたっては、参拝された方々に『五智如来散華(ごちにょらいさんげ)』をお配りしております。




五智如来とは、金剛界曼荼羅の中心である成身会(じょうしんえ)に描かれている金剛界五仏のことで、それぞれ大日如来の智恵の働きが割り当てられています。



中央ー大日如来ー法界体性智

東方ーあしゅく如来ー大円鏡智

南方ー宝生如来ー平等性智

西方ー阿弥陀如来ー妙観察智

北方ー不空成就如来ー成所作智


大円鏡智は、鏡のように全てを差別なく写し出す智の意味。

平等性智は、全ては平等だとする智の意味。

妙観察智は、衆生をよく観察して、救いの世界に導く智。

成所作智は、あらゆるものを完成に導く智の意味。

そしてこれら全てのものを統合する智が、大日如来の法界体性智となります。




また、散華の五智如来は『鳥獣坐(ちょうじゅうざ)』で描かれています。

大日如来ー獅子

あしゅく如来ー象

宝生如来ー馬

阿弥陀如来ー孔雀

不空成就如来ー金じ鳥

となります。



【両界曼荼羅・御開帳】

開帳期間

9月17日~9月26日(彼岸明け)まで

拝観時間

午前9時~午後5時まで

拝観場所

清瀧寺・本堂

駐車場・約15台


【注意事項】

感染対策として、本堂入り口にての手指の消毒と、マスクの着用にご協力くださいませ。

写真撮影は、フラッシュ無しで可能です。

時間が合えば、曼荼羅の説明をしております。


18日と19日の10時~12時の間は、法要のため拝観が難しくなります。

23日(秋分の日)の午前中と25日は拝観は可能ですが、法務に出ているため、説明などが難しくなります。


また20日(火)は、台風の影響でやむなく閉堂する場合もあります。

どうぞご了承くださいませm(__)m


拝観料は、いただいておりません。

自由拝観ですので、お気軽にお参りくださいませ(^人^)