ウスサマ明王の縁日☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます☆


6のつく日は、不浄を祓う力が強い『烏枢沙摩明王』(うすさまみょうおう)の縁日とされています。


烏枢沙摩明王は、インドの火の神アグニが元になっているとされ、不浄を燃やし清浄にするため『火頭金剛(かずこんごう)』とも称されています。

古くから、不浄な場所を清浄にする力が強いので、トイレなどに祀られること多い明王さまです。
トイレの仏さまですね~



フォロワー様から御奉納いただいた烏枢沙摩明王の仏画


右下にひざまずいているのは、猪頭人身姿の『金剛猪頭天(こんごうちょずてん)・金剛面天(こんごうめんてん)』とも呼び、あらゆる障害をもたらす神『毘那耶迦(びなやか)』の一類とされています。

仏画は、烏枢沙摩明王が、毘那耶迦神を鎮め、障害を取り除いている場面と考えられています。



不動明王を中心とした五大明王では、北方に『金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)』を配しますが、天台宗では『別尊雑記・五菩薩五忿怒像』などの説から烏枢沙摩明王を配することがあります。

金剛夜叉明王と烏枢沙摩明王には、誓願に共通点があり、同一視されたようです。


ちなみに、不浄除け以外の御利益としては、子宝安産、病魔除けや魔除けなど、祟りを鎮める霊験があると伝わります。

また、枯れかけた樹木や野山に花を咲かせたり、枯れ井戸や泉に水を戻したりなど、特殊なご利益が目立ちます。


本日は6月の6のつく日で『紫陽花のおまじない』ができる日です。
詳しくはこちらから↙️

烏枢沙摩明王と紫陽花で世界が清らかになりますよう、お祈りいたしております☆