初午の日☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます☆

2月最初の午の日『初午』は、お稲荷さまの縁日となります。

お稲荷さまは
『稲生り・稲成り』➡『稲荷』
となったとも言われ、豊穣と農耕の守護神とされています。

狐のしっぽのようなパンパスグラス

お稲荷さんの総本社は千本鳥居で有名な京都の伏見稲荷大社となります。

弘法大師空海さまは東寺を任された時に、伏見稲荷大社を鎮守のひとつとされたと伝えられ、密教では『荼枳尼天』(ダキニテン)が稲荷明神と習合しております。


荼枳尼天は大黒天の眷属とも伝えられていますが、ヒンドゥー教の女神カーリーの御使いでもあるとの説があります。

お稲荷さまや荼枳尼天は、意の如く願いを叶える『如意宝珠』を持つので本地仏は『如意輪観音』となっております。

如意輪観音・清瀧寺蔵

清瀧寺では、荼枳尼天・お稲荷さまを正式にはお祀りしておりませんが、この地に伝わる『白狐伝説』があり、弘法大師のお力によって境内に封印されていると伝えられています。



上の写真は一番堂の額で、額に付いている白い毛玉は『白狐の皮衣』(びゃっこのかわごろも)と言われています。

お稲荷さまの御使いと言えば白狐ですが、インドではジャッカルで野干と記され、日本では、狐とされるようになったそうです。


今日も皆様にとりまして、素晴らしい日となりますよう☆
お祈りいたしております☆