おはようございます♪
土日は天候に恵まれ行楽日和でした(^^)
良い天気のなか2つの会、合わせて70名ほどが清瀧寺へ参拝されました♪
来ていただきありがたかったです(^^)
まずは歴史を学ぶ会の方々♪
清瀧寺の歴史と遺されている文化についてご説明させていただきました(^^)
清瀧寺・山号額
この山号額は江戸時代、宝暦14年(1764)に来日した朝鮮通信使、金有声の書とされています。
鎖国常態の時代において、朝鮮との国交を示す重要なものです。
大悲胎蔵生曼陀羅・文化5年(1808)
通称、胎蔵界曼陀羅と呼ばれます。
大日如来の力があらゆる神仏に行き届く様子を表しています。
胎蔵界曼陀羅には、十二星座に相応する十二宮などの星神やインドの神々なども描かれていて、総数は408体(一説には409体)にもなります(((^^;)
金剛界九会曼陀羅・文政元年(1818)
大日如来の智恵の働きを表したものとされています。
金剛界曼陀羅は九つの会(部分)から成り立っているので九会曼陀羅とも呼ばれます。
様々な神仏と法具が登場し、その総数は1461体にもなります。
胎蔵界、金剛界2つの曼陀羅を合わせて両界曼陀羅とも呼びます。
まるで宇宙の銀河系のように沢山の神仏が並んでいて壮大で力強いですね(^^)
経観音
お経で形作られた観音様はリピーターが多いようです(*^^*)
とくに外国人の方々は釘付けになります(((^^;)
こんなに細かく書かれています(゜ロ゜;
書かれた方の器用さに頭が下がりますm(__)m
いずれも代々地域の方々が守り伝えた寺宝です♪
私達僧侶で大切な事は、『伝える事』だと教えられています。
上の写真のような文化を伝える、仏法を伝える、そしてなによりも、そこに込められたお心、思いを伝える事が大切ですよね。
仏教を伝える…『伝教』となりますね(^^)
伝教大師最澄様は伝える事の大切さを教えてくれているようです☆
今日も皆さまにとりまして素晴らしい日となりますよう☆
お祈りいたしております(^人^)