キョウチクトウ♪ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます♪

昨日までの雨も上がりましたが…午後から雷雨だそうです。

しかも今日は夏日になるとか…(((^^;)

境内では暑さに強い夾竹桃(キョウチクトウ)の花が咲いてきました♪


キョウチクトウの花♪

夾竹桃は葉が竹に、花が桃に似ているのでその名が付いたとされています。

花期が長く、6月~9月ごろまで先続けます♪ほのかに甘い香りがします♪

原産国はインドで、日本には江戸時代中期に中国から伝えられたそうです。

インド原産ということもあり、当初から寺院を中心に植えられました。
インドボダイジュやシャラノキは日本で育ちませんので、インド原産の夾竹桃は貴重な存在だったことでしょう。

夾竹桃は大変適応能力が高いそうで、植物が育ちにくい環境でも花を咲かせるといいます。
そのため現在では公園や街路樹などに使われているそうです。

しかし、夾竹桃は櫁(シキミ)と同じく有毒植物です。もちろん薬にも転用されますが…
花言葉も『危険』です(*_*)


落下した夾竹桃の花

実は夾竹桃はサンスクリット語(古代インド語)で
歌羅毘羅樹(カラビラジュ)といいます。

古くはこの花を毒のある人間の意味から罪人の首飾りにしたそうです(+_+)

また櫁と同じく害虫などを寄せ付けないため、葬儀にも用いられたり、邪気を祓う木とされていたようです。

中国では邪気を祓う木として寺院に植えられたと伝えられています。

清瀧寺でも鬼門の方角(北東)に植えられております♪

樹木も国によって色々な見方がありますよね~(((^^;)

長くなりましたが…今日も皆さまにとりまして良い日となりますようお祈りいたします(^人^)