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ワールドカップ観戦速報“日本対オーストラリア”

試合の結果はご存知の通り、惨敗で、それについてはテレビの中や前の評論家の方々がたっぷり語ったことでしょうから、”余談“を主題に書くことにいたします。

そもそも、今回のW杯のチケットをどうやって手に入れたのか、そのあたりから解説します。

一ヶ月くらい前に、ドイツの研究所めぐりの5日間ツアーに参加することになり、現地集合であった、Freiburg市が今回のKaiserlauternからさほど遠くないことを発見。ドイツの取引先数社にチケット入手の可能性を打診しましたが、1週間前に、インターネットオークションで1枚ゲットしたという情報が来ました。彼は、e-BayというYahooのようなオークションサイトで、直前までボトムプライスを狙っていたそうです。 2週間前に日本で彼に会った時、すでにチケット獲得に彼は自信満々でした。きっとその段階で、売り物を見つけていて、僕を驚かそうと思っていたのでしょう。但し、名前がSteve 何とかというドイツ人からの譲渡なので、パスポートチェックで言い逃れるべく、お手製の譲渡証明書まで用意していました。(先週になって、他の2つのソースからもゲットできそうだけどどうするという情報がありました。チケットはまだ余っています。駅周辺にも売りたし、書いたし野看板を持った人が多数居ました。)試合後は Saarbrucken市に行かなくてはならないので、荷物を宅急便で前日に送れるか聞いたけど、ドイツにはそういうシステムはないので、ハンドキャリーしろと言われました。彼がネットで調べてくれたところでは、駅には一字預かりがあるし、競技場は駅から徒歩5分で、ゲートの横にも、一時預りがあるから心配ないとの事でした。実際、駅から近代的なスタジアムの端っこが見えました。

サテ、苦労が始まるのはここからです。

列車はキックオフの2時間半前に着きました。あまり早く入場すると、チェックが厳しいからキックオフ1時間前くらいが手薄で良いのではといわれました。案の定、狭い駅の一時預りは長蛇の列で、スタジアムまで持って行って、そこで預けた方が賢明であろうという判断( ここまでは、彼のアドバイス通り)で、ごろごろと荷物をころがしながら、先を急ぐサポーターの列の中に加わりました。

ところが駅の反対側に見えたスタジアムはいつの間にか姿を消し、相当大回りをさせられました。結局、30分も歩かされスタジアムを一周した感じです。東京の国立競技場を千駄ヶ谷の駅を出発して目指していたら、神宮前まで歩かされて、反対のスタジアム入り口に着いた感じでしょうか。

入り口で、当然、荷物は預けろといわれ、臨時の一時預かりにデポジットし、半券を貰いました。もう、周りは人の山で、みんな相当ハイになっています。パスポートとチケットを用意しろと放送していましたが、これならノーチェックと思いながらも、一番混んでいる列に加わったところ、列の端から、ヘイ!と呼び止められ、こちらへ来いというしぐさ。やばいと思ったけど、単にすいているからこちらへ来いという親切でした。( 結局、パスポートも見せず楽勝で入場)

席は残念ながらこれより悪い席はないだろうという、オーストラリア応援団陣取る、ゴール裏の一番テッペンの角で、後ろから10番目でした。( 下から数えて80列目辺り。)

入場口は5階ですが、オフィスビルなら10階分くらいありました。ひたすら登って、ようやく席を確保したところで、お楽しみのビールとソーセージです。売り場を探しましたが、一階にしかないと言われました。果たして売りに来るか?と係りに聞いても、誰もわかりません。意を決して、又一番下まで行くことにしました。

ところが、こちらはビールにしても、ソーセージにしても、フライドポテトもすべて大盛りです。かろうじて両手で持って、又テッペンに戻ったときは、程よい時間になっていました。隣はリタイアしてサッカーだけが楽しみというドイツ人のおっさんで、なんと、1年以上前からインターネットに朝3時から毎日かじりついて、11枚のチケットをゲットし、毎日の様に、あちこち転戦している人でした。

反対のお隣は、見るからに野蛮そうな、でっかいオーストラリアの若者でした。(前半戦、あまり悔しがるので、こっちは余裕でもって、心配するなよ、まだ第一戦じゃないかって言ってやりたかったけど、ご存知のように余計なお世話でした。)

サテ、ここから又一騒ぎです。敗戦のショックで、日本人は皆、先を急ぎます。後ろで野蛮人達が勝利の雄叫びを上げて大騒ぎしています。再び荷物を持ってあの道を30分もしょぼくれて帰るのはたまらないので、最短距離を行こうと思い、出口の人の波を行くと、なんと入った時の景色と全然違う所に流されていきました。色々な”Official”に尋ねても、荷物預かりなんて知らないと皆言います。それでも何とか探し当てていったところ、そんな荷物はないといいます。半券を良く見ろというと、番号が違うから、どこか他の預かり所だろうといいます。他にあるのか?と聞くと、どこだか知らないが他にもあるはずといういい加減な回答。彼らは臨時雇いのボランティアで、全然知識がありません。

又、言い訳ですが、ゲートも何も仮設で、試合が終わるとどんどん撤去しているので、行きとは景色も変っています。入るときは夢中でスタジアムを見ていたので、出るときのことは想定外でした。しようがないから又人の波をかきわけて、原点復帰しました。結局最高位の”Official”に聞いてもらって、そこから又あちこち電話やトランシーバーで聞きまくり、結局荷物を受け取るまで1時間かかりました。

帰り道は最短距離でと、思ったら、これがなんと、階段がたくさんある下り坂で、ごろごろ引っ張るわけには行かず、敗戦もあって疲れ切って駅に到着。( 帰りは15分でした)

ビールを一杯と思ったけど、そこら中で、野蛮人としょぼくれた日本人の自棄酒?で、行列に並ぶ元気もなく、駅のホームでコーラを買って、次の仕事の目的地、Saarbruckenに今到着しました。又、このホテルが、そこそこ上等なホテル( Mercury)なのに、この部屋はWireless LANがないからフロント付近でPCを使ってくれと言われて、これから発信しに最上階から下まで( 今度はエレベータで)行きます。エレベータのメーカはシンドラーでした。これが本当のオチだったりして・・・。