【追記】「超進化ステージデジモンアドベンチャーtri~8月1日の冒険~」感想 | 星流の二番目のたな

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デジモンフロンティアおよびデジモンアドベンチャー02の二次創作(小説)中心に稼働します。たまに検証や物理的な制作もします。
続き物、二次創作の苦手な方はご注意くださいませ。

ども。元気戻ってきたので記事書きします。先に舞台の感想書くので、アプモンはもう少しお待ちください。
 
 
はい、行ってきました、triの舞台っ!
デジモンアドベンチャーtri舞台ポスターの写真
 
先程、舞台の感想アンケートページに1345文字分の感想を送りつけてきました(笑)
書いていくとキリがないから、これでも加減したんですよ←
 
 
見終わった直後は、ネタバレ満載の感想を書く気でいたのですが、今後DVDを見る方がうっかり星流のネタバレを踏んでしまったら申し訳ないな、と思いまして。
ネタバレしない程度に感想書きたいと思います。
 
 

まず一言。
素晴らしかったです。
舞台の世界に終始引き込まれて、デジモンアドベンチャーtriの世界が現実に現れたかのように感じました。

デジモンを舞台化すると聞いた時は、デジモンをどう表現するのか不安に思っていたのですが、全くの杞憂でした。
操演の皆様は素人の段階から、操演のプロの方のご指導を受けて、1か月で習得したのだそうです。が、そうとは思えないほど熟練した動きでした。人形だけでなく操演の方も全身でデジモンを表現していたのが印象的でした。デジモンが転べば操演さんも転ぶし、笑えば笑うし、苦しければ苦しい顔をするんです……! 人形だけじゃなくて、操演さんも含めて「一体のデジモン」になっていました。
成長期のデジモンはもちろんのこと、進化後のデジモンも生き生きと動いていて、「デジモンがそこにいる」という感覚になりました。

役者の皆様も「選ばれし子ども達(とエテモン)がそこにいる」という感覚になるほどそれぞれのキャラクターらしさが表現されていました。星流が舞台を見るのがほとんど初めての人間で、具体的にどのような表現の仕方がそのキャラらしさを出していた、と言えないのがもどかしい。ギャグの時もシリアスの時も、感情を声だけでなく全身で表現されていたのが印象的でした。
星流的には太一役の方と空役の方が特撮出身者なのでその方々を見たいという下心もあったのですが……舞台の雰囲気が素晴らしくて、太一と空にしか見えなかった。
1シーンだけ客席の通路を使ったシーンがありまして、その時は星流と席一つ挟んだ目の前で演じられてました。この距離感は舞台でしか味わえないですね……。

舞台演出も、デジモンらしい最新のデジタルマッピングと、布や壁を利用した表現が舞台の雰囲気を作り出していて素晴らしかったです。あまり具体的に話すとネタバレになってしまうのですが、キャラの周りがガラッと変わるシーンがありまして、そのシーンの布とデジタルマッピングの使い方がすごく良かったです。
進化のシーンも透明なスクリーンと暗転が効果的に使われていて、違和感なく「進化のシーンだ」と感じられました。

脚本はさりげなく撒かれた伏線が後半に行くに従ってきれいにまとまっていく様に感動しました。最初の太一とヒカリのシーンが後に重要な意味を持ってくるとか。一見ギャグに思えたバナナが超シリアスな伏線だったとか。
舞台のストーリー紹介で「キャンプ場に秘密がある」って書かれてるじゃないですか。あの秘密が本当にヤバいんですよ……メンタルえぐってくるくらいヤバい秘密なんです……。
また、子ども達の思いの描き方も一人ひとり丁寧に扱われていて、アニメのようなバトル重視の構成にならないからこそできるきめ細かい心理描写が素晴らしかったです。これが02の最終回につながっていくんだなって感じました。
アニメの細かな部分が反映されているのも印象的でした。
例えば、ヒカリちゃんとテイルモンはエテモンと会ってないですし、メタルエテモンの時は太一は会ってないですよね。そういった細かい部分もちゃんと押さえられてます。その他、アニメを知っている方ならニヤリとする小ネタもあちこちにありました。
また、敵にエテモンを配した意味も深く、エテモンのイメージが良い意味で書き変わりました。単に人型で表現しやすいっていう理由だけじゃないんですよ……。あらゆる意味でエテモンは適任だったと思います。
 
 
 
 
本当に、2.5次元や舞台の見方が変わった体験でした。すごく楽しかったです!


【追記】宮崎さんときのこさんもプライベートでいらしてました! 私はお見かけしなかったけども、吉田さんもいらしてたらしい。
プライベートを邪魔するのは良くないので遠目にちらと見るだけでしたが、テンション上がりました☆