整理収納ミラクルアドバイザーきみちかです
今月二度の終活セミナーを終え
その後ある地方自治体の方とお話をしていく中で「空き家問題」にびっくりしました。
空き家を借りたい人がいる
買いたい人がいる現状は喜ばしいのですが
「物」があることによって
放置状態にあること。
両親の思い出があり
手放せないのではなくて
「物」の始末ができなくて
後回しにしてしまう
気持ちがついていかない
時間もついていかない
お金もついていかない
その結果
税金だけがかかっていくその現状。
「物」って本当に人間の足桎（あしかせ）になるということを実感しました。
心も重くなってしまう。
自分だけじゃどうにもできなくなる。
やはり本人が動けるうちに
やらないと
私の両親の生前整理は
少しずつ進んでいますが
父が病気がわかった時には
逆に口にするのもタブーなようで
物の整理も進みにくかったようです。
やはり元気なうちに。
お盆におばあちゃんのうちに行ってきました。
残り少ないアクセサリーの中から
私に真珠のネックレスをくれました。
もうあまりあげられるようなものはないから
義姉には自分がなくなってから毛皮をうったお金で何か買ってあげてほしいと私が頼まれました。（毛皮がいくらで売れるものなのか調べてみよう。。。売れるのか？！）
夫婦の中では男性の方が妻の衣類や身につけていたものを捨てられずにいる場合が多いのですが、淡白なうちの主人に「もしもの時私の衣類捨てられる？」と聞くと答えは「さぁ」でした。
大好きな家族のために
私が何かあっても、清潔で暮らしやすいおうちで過ごしてほしいからやっぱり自分の物は最小限にしておきたいなと思いました。
実家の終活整理にはまずは
みなさんが自分の物を自宅にひきとり
自分で整理を始めることをお勧めします。
「実家の片付け」も話題になってますね。
捨てなよ！いらないんじゃない？
そんな言葉はやはり人には言われたくないですものね。
大切なのはそのものをどうしたいか
聞いてあげることかもしれません。
その物の思い出話を聞いてあげる。
まずはここから始めませんか？
うちの実家の旭川家具。。。
父の思い出の価値がありそうなレコード
どうしたいのか今から聞いておこうと思いました♪
年をとるにつれ
物は増えていくけれど
それが当たり前になるのではなくて
厳選していきたいものですね
