水源豊かな福島県鮫川村へ。福島県全59市町村の旅以来、11年ぶりです。↓過去のブログです。
鮫川村はかつて多くの和紙が漉かれていました。
時代の流れにより一度は途絶えた鮫川和紙を齋須寛一さんが定年後に、当時91歳だった星弘さんから技術を学び、2006年に復活させて現在に至ります。
道具、設備、制作する和紙の全てから齋須さんの心意気が伝わります。
今日は村内の「手まめ館」で買った食材を使って鮫川和紙に制作。
ウドとウルイから春の香りがします。
制作に使ったウドは酢のものへ。
ウルイはウドと一緒にサッと茹でてからエゴマのじゅうねん味噌をかけて温野菜でいただきました。
豆腐、白米、日本酒も加わって鮫川三昧。
「和紙(づくり)は地球を汚さない」という齋須さんの言葉を思い出しながら、恵みと出会いに感謝する一夜となりました。
2021年3月から、新たな旅をスタートしました。
福島県全59市町村書道の旅の達成時の、大地の恵みと尊い命への問いに向き合うべく「育」をテーマに、農産物と和紙を使って制作しています。