海老根和紙の里へ | 旅する書道家 Simple life☆style

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書道家 千葉清藍(ちばせいらん)のシンプルライフをつづります

福島県郡山市中田町の海老根地区は江戸時代から和紙が作られてきました。平成10年に復活し、これまで様々なことを教えていただきました。

2013年、海老根和紙の里の記事はこちらです



当時会社員だった私は、休みの日を利用して会津三十三観音をめぐる書道の旅をしていましたが雪のために中断。春を待つ間、出社前に工房を訪れてお手伝いをして、会社に行く日々。弱音も笑いもともにさせていただきました。

2013年の弱音記事はこちらです

 

2011年に発生した東日本大震災で沿岸部から郡山市内に避難された富岡町と川内村の方々と、海老根和紙に今の思いを文字にする取り組みを実施して、市内のギャラリー喫茶ポプラで展示。

海老根和紙を通じて多くの出逢いがありました。

 

和紙は生きている紙「生紙(きがみ)」であると、紙を漉いていた熊田さんに教えていただきました。



現在はその遺志が受け継がれ、和紙の行燈「春蛍・秋蛍」の行事も年々大きくなり、老若男女関わる人の輪が広がっています。

2020年9月の「秋蛍」 記事はこちらです

 

今日は休園だった幼稚園児も紙漉き作業を静かに見学。これからの未来がとても楽しみな和紙の里です。