特別な和紙 | 旅する書道家 Simple life☆style

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書道家 千葉清藍(ちばせいらん)のシンプルライフをつづります

今日は福島県二本松市の和紙伝承館へ。

昨年から一連の作業工程を見学させていただいています。

 

 

今月18日に発表された日本酒「富岡魂」は、富岡町産の酒米を二本松市の人気酒造が醸造しました。

 

昨年、富岡魂の酒米収穫後に同じ二本松市にある和紙伝承館に酒米付き稲わらを持参して、特別な和紙を制作していただきました。

 

 

和紙の原料であるコウゾと一緒に煮た酒米付き稲わらは...

 

 
やっぱり、「おかゆ」状に!
 
 
煮て砕かれて繊維状になったコウゾと、
 
 
細かくした酒米付き稲わらを混ぜて、漉いていただきました。
 
 
この配分次第で、和紙の風合いが変わることに驚きました。
 
 
経験と技術を兼ね備え、水や道具と一体となって漉く姿は、とても素敵でした。
 
 
完成した和紙は、富岡町の小中学生との「夢」をテーマにしたワークショップで使用。富岡町産の酒米付き稲わら和紙がどのようにして作られたかを伝え、練習してから一人一枚だけの特別な和紙に向かい書き上げました。
 
(写真提供 とみおかプラス)
 
これからも日本酒「富岡魂」を通して、稲作・酒づくり・和紙・書道など、日本の文化や伝統にたくさん触れてほしいと願っています。
 
 
富岡町の小中学生が書いた作品は、1月31日まで富岡町文化交流センター 学びの森に展示されています。
 

日本酒「富岡魂」については、とみおかプラスへお問い合わせください。

福島県双葉郡富岡町のイベントなどの情報を掲載 | 一般社団法人とみおかプラス(とみプラ) (tomioka-plus.or.jp)