会津33観音、15番・高瀬を探す時は、大きなケヤキを探すといいでしょう。
正確な樹齢はわかりませんが、上杉景勝が築城しようとした地です。その頃からケヤキは雄大だったと言われています。
「すごい」の言葉しか出ない樹。
冬だからこそ見ることができる枝ぶりと幹まわり。
雪の中に佇む大ケヤキは、春には桜に囲まれます。
ケヤキ周辺の整備が始められた近年で更に成長し、ますます元気になっているそうです。
しかし、この地域では15番・高瀬を守っていたお寺が無人となり、地域の方に受け継がれていました。
娯楽も文化も多種多様になりました。捨てることは簡単ですが、残したい伝統や文化をどう守っていくのか、考える時代が来ていると感じています。
この日は特別にお堂の中で書かせていただきました。
佐藤さん、ありがとうございました。