福島紀行 ~磐梯町編~磐梯町、慧日寺に青空が広がっていました。 神秘的な空気に映える金堂は、磐梯山を中心に繁栄した山岳信仰や会津文化を感じるものでした。 金堂の前のきり株に書道具を広げ、筆を手にすると、建物や人間、形あるものは永遠ではないけれど、教えや文化、筆を手にする行為も含め、何百年何千年と伝わっていくものが必ずあると感じました。 金堂の中には黒漆(うるし)が用いられ、黒く輝く鏡のようでした。 漆を求めて会津若松へと出発です。 福島県全59市町村・書道の旅は残り2市町村となりました。