「食堂かたつむり」を読みました。
恋、家財道具一式、声を失った女性がふるさとに戻り、食堂をはじめる話です。
いつの間にか、主人公を自分に置き換えて読んでいたのですが、一つだけ同じ共通点があるからなのかも知れません。
それは「ぬか床」です。
本の中で主人公が、おばあちゃんから譲り受けた「ぬか床」は、とても重要で大切なものなのですが、私にとっても我が家のぬか床は、そこそこ大切です。
休日ともなると、野菜直売所で朝採り野菜を買い、ぬか床にINします。
眠りから覚めた野菜は、ぬか独特の香りを身にまとい、本当においしく変身します。
ぬか床の水分量を気にしたり、塩分が薄くなっていないかなど、ぬか床の環境が日々気になります。
ぬか床、育て始めた植物、生活、仕事すべてがいい環境であるように努めて、気持ちを込めて、自分自身の成長につなげていきたいです。