カラダとは、漢字で「身体」と僕は書きます。
身と体は、意味が違い、
この両者を合わせてこそ、
真の意味においてカラダだからです。
体は、肉体を表し、
目に見える物理的なカラダであり、
身体論哲学で言う客観的身体のことです。
筋肉で言うと、カラダの外側をガードする
アウターマッスルが体です。
西洋医学が扱うカラダが、漢字表記で
「体」になります。
一方
身は実を表し、
目に見えない不可視のカラダであり、
身体論哲学では心理的・主観的身体と言われます。
身は、シンとも読み、
これは心を意味し、深にも通じます。
つまり、筋肉で言うと、
身はインナーマッスルを表します。
身が入ると言うのは、
インナーマッスルにスイッチが入ることを意味し、
身が引き締まるとは、
インナーマッスルが引き締まることを意味します。
東洋医学が取り扱うカラダが、
この「身」となります。
この不可視の身と、可視の体が合わさってこそ、
カラダとして成立し、
であるがゆえに、
カラダは「身体」と表記するのが正しい野です。^ ^