1980年〜2010年くらいにかけて、
「ゆとり教育」が謳われ、実施された。
その世代を「ゆとり世代」と言われる。
僕がこの言葉をよく聞いたのは20歳くらい
だったと思うけど、
当時から「変なこと言うな」と思っていた。
なぜなら、
「ゆとり」があるかないかは、
本人の心が決めることであって、
環境や教育の仕方は関係ないから。
どんなに厳しい環境や境遇でも、
心にゆとりを持っている人もいれば、
どんなに優しい環境でも、
心にゆとりがなく・グチグチ言っている人もいる。
環境と心のゆとりは無関係だ。
江戸時代から明治にかけて、
環境が便利になるほどに体が不便になった。
江戸時代は環境は不便だったかもしれないが、
その分体が便利であったから、不便を感じていなかった。
それと全く同じで、ゆとりのある教育体制や環境をいくら整備しても、
当人の心に余裕がないのであれば、何のゆとりも生み出さない。
大切なのは、「心のゆとり」であって、「甘い環境」ではない。
では、「心のゆとり」はどこから生じるか？
それを僕は追究してきた。
心はイコール体であるから、
「体のゆとり」こそ、「心のゆとり」である。
体にゆとりを取り戻すこと。
「ゆとり教育」と言う言葉を使うならば、
これが本当の「ゆとり教育」と言えるだろう。
「体のゆとりを取り戻す」とは、
「体のコリをほぐし緩めること」。
「癒着を取る」ことが「ゆとり」であり、
「自由を獲得する」ことが「ゆとり」である。
「ゆとり」は「ゆったり」という擬態語から派生している。
体をゆったりとリラックスさせ、寛がせることこそ、
「ゆとり教育」の真実である。
そのための方法論（具体的ステップ）はすでに整備されている。
専門的に言えば、
体の「自由度」「自由性」を取り戻すこと。
柔軟性より自由性・自由度が大切。
数値で測れるものじゃない。
人間の体は数値でできていない。
体のゆとりを取り戻し、
心に余裕を持たせて、人生楽しく生き抜きましょう。
http://www.tategoshi-japan.com/page404804.html