沖縄放蕩記 -19ページ目

沖縄放蕩記

2010年に東京から沖縄に移住。

日々の生活を、酒を片手に、徒然と。

前の日記の続き。

 

ぼちぼち夕暮れ、戻って、生肉じゃなかった、焼き肉パーティー、始めますか。さっきの観光には来られなかった連中も続々と集まって来て、某所で開始。

 

いや~、この肉、久々だが、やっぱり旨い。なつさんの御蔭、有り難う御座います。持つべきものは友ですね、現金なもんですが。

 

折角だから、がんがん食うよ。隣のテーブルが、「あれ何?」と店員に聞いていたのがちょっと気掛かりではあるが、まあ大丈夫だろう。七輪はちゃんと置いてあるし。

 

ラム肉も良いね。他の肉も俺は楽しめた。同じ肉でも、焼き方で結構違うもんなんだな。腕の差が出るようだ。松島は家で研究しているだけあって、彼に焼いて貰うと旨い。

 

昔、東京では、御好み焼きと言えば、鉄板の前に座って、店員に出された材料を自分で混ぜて作る店が主流だった。東京にはもんじゃ焼きの文化があるからだろう。もんじゃは基本、自分で作るので。

 

だが、大阪の御好み焼き屋では、客に触らせない、のが普通。店員がやってくれる。広島でもそう。考えようによっては当たり前で、素人が作ったって、仕方ない。客が作るんだったら、店の差は原材料だけ、それじゃ差がつかない。

 

むしろ、素人の客に任せて作らせて、それで「まずい」とか言われたら、店としてもたまったものではないはず。そんなんで評判を落とされては敵わん。

 

店を出すぐらいなんだから、店長は腕に自信がある。なので、当然、店員を教育して、旨い御好み焼きを作って出そうとする。これが当たり前と言えば当たり前。

 

東京でも、現在は、自分で作る御好み焼き屋は淘汰されて、減った。客としたってね、そりゃ、食うだけの方が楽よ。大体、料理を客にやらせるってのが俺は間違っていると思う。客は食うだけ、であるべきだ。少なくとも外食では。

 

翻って、焼き肉。俺はこれを料理と認めていない。何で客が焼かなきゃならんのだ。焼き具合、レアだとかウェルダンだとか、に、人それぞれ好みがある、それは確かにそうだろう。

 

でも、その為に客が自分で焼かなきゃならない、これは違う。ステーキ屋は客の注文を聞いて焼き加減を調節してくれる。自分で焼くステーキ屋は無い。ならば、焼き肉屋でも同様のことが出来る。

 

だから、俺は、焼き肉、店員が厨房で焼いて持って来い、と思っている。今回松島に焼いて貰って思ったね、焼き方でこれだけ差が出るんだから、絶対に店員がやるべき。その腕を見せろ。それが店の看板になるんだから。

 

俺は自分で焼きたくないから、一人焼き肉、最近では流行っているらしいが、なんかには行かない。誰かと行く時でも、俺は触らない。だって、俺が作ったってまずいから。幸い、今の面子では料理好きが多いから、御任せ。

 

面倒なことは人に任せて食うだけみたいで、申し訳ないとは思うが、俺にやらせたってろくなものは食えないんだから、諸君らの為でもある。人には向き不向きはあるからな、仕方あるまい。感謝はしているよ、有り難う。

 

(続)

 

某所で焼き肉。

 

旨いね、これ。

何だろう。ゴーヤーかな。でも、それだったら、今の時期に植えていないとおかしいし。

 

百名ビーチ入り口。

 

広い、遠浅のビーチ。

 

白のワンピースは素晴らしい。

 

曇り空なのがいまいちではある。

 

女性は帰るところだった。

 

穏やか。

 

姉御は尺取虫観察。

 

シュノーケルには向いていないかな。

 

こう見ると、結構可愛らしいな。

 

平和記念公園近く、いつも震えている鉄塔。建て付けが悪い?

受水走水の入り口。

 

稲が植えられている。

 

もう少ししたら収穫出来るんじゃないかな。

 

と言うことだ。

 

小さい水田だけどね。

 

上書きされたようなのは何なんだ。悪戯?

 

すぐ近くは崖なので、そこから水が流れて来る。

 

聖地らしく、赤木の間からの木漏れ日が眩しい。

 

沖縄の聖地には赤木が多い。

 

沖縄では二期作、三期作も可能。

 

走水の方は流れが速い。

前の日記の続き。

 

やっぱり写真はあった方が良いな。俺の語彙と文章力が足りんだけなのかも知れんが、何か、細々と飾った言葉と文で表現するのも面倒臭え、写真を見て貰えば早い、なんて気持ちも起きて来るので、毛嫌いせず、写真も使おう。

 

と言うことで、まとめて。

 

奥武島。天気が良くない。

 

志喜屋漁港。

 

同じく。うんこが堤防にたくさん。

 

釣り人は数人いた。

 

この先が釣りのポイントのようだ。

 

多分、人糞。

前の日記の続き。

 

その後、百名ビーチへ。新原(みーばる)ビーチと百名(ひゃくな)ビーチは、名前こそ違えどほぼ同じで、ずっと砂浜で繋がっている。

 

新原ビーチの方はグラスボートが有名。百名ビーチは特に何もない。一応、神聖な岩だか石碑だかがあるようだが、見て来るのを忘れた。キャンプをしている人がいたぐらいだな。

 

駐車場から防砂林を潜り抜けると、一気に開けて、真っ白なビーチ。この時はジャストタイミング。ビーチを歩く、白のワンピースに麦藁帽子の、眩しい女性がいた。女性の二人組みだったが、あの格好は素晴らしい。

 

人が成長するにつれ全て失ってしまう、純潔。可憐で無垢な少女の象徴、これは人それぞれだろうが、俺のイメージでは、ビーチを優雅に静かに裸足で歩く、純白のワンピースと麦藁帽の、少し陰のある、細身の、長い黒髪の乙女。

 

俺も年が年だしね、あんまりじろじろ見ていると通報されかねないので、横目でちらちらと。いや~、美しい。多分、間近で見たらそんなことは無いのかも知れないが、幸い俺は目が悪いので、そんな細かいことは見えない。

 

いや、見えなくて良い。むしろ、全体が大事。この大きな広い青い悠然とした景色の中に、この白い儚げな雰囲気を持つ小柄な女性が歩いていると言う、この絵面が。映画の一場面のようだ。

 

性的な対象、そこまで汚れた目にまでなっていない、が、としてではなくて、純粋に、美。普段パチ屋で汚らしい物しか見ていない俺の目には、余りにも眩し過ぎた。

 

ふと間近に目を戻すと、姉御がビーチの奥で、うんこ座りをして、何やら見ている。尺取り虫がいるようだ。…。まあ、それもそれで面白いけど、この落差よ。あの可憐な女性も、年を取るとこうなるのか。一気に現実に引き戻された。

 

いや、姉御も、尺取虫がたくさんいる木を見て、可憐な少女の様に、「きゃー」と言って走って逃げて行ったが。昔の美少女の面影が、無くは無い様にも思え無くも無い、かも知れない様なそうでも無い様な。

 

(続)

 

前の日記の続き。

 

夜までまだ時間もあるので、近くの観光名所にでも。

 

俺が、名前だけは聞いていて今まで一度も行っていない、「受水、走水」を提案。読み方もうろ覚えだったぐらいだが、「うきんじゅ、はいんじゅ」。「うけみず、はしりみず」が沖縄訛りになったものだろう。

 

何の場所かは、提案した俺も知らず。御嶽の一つだろう、ぐらいに思っていた。近くの百名ビーチも、隣の新原ビーチは数度見たけれども、こちらは見たことが無くて、それも併せて、と考えて。

 

百名ビーチの駐車場は有料。この時期はまだオフシーズンで無料だったけど、ちょっとせこいな。で、 「受水、走水」。簡単に言えば、泉。左が受水、右が走水。左が穏やか、右は流れているから、名前の通りの感じ。

 

ここは、沖縄の稲作発祥の地、と言うことだ。つまり、米を作って飢え死にせずに済むようになった、有り難い場所。現代の沖縄ではあまり稲作をしていないのがちょっと罰当たりな感じではあるが、御嶽。

 

泉は水質も良く、そこに稲が植えられている。青々とした稲穂で、夏までには収穫出来るのではないか。行事なども行われているようだ。この泉の周辺は多少水田があった。

 

沖縄は砂糖黍畑だらけ。これは補助金のせい。日本国内でも既に余剰しがちな米を作るより、ニーズがあって補助金も出る砂糖黍の方が、農家も儲かる。だから、今では沖縄県内で稲作をやっているところは少ない。

 

一種のモノカルチャー経済。旧植民地の発展途上国に多い、単一の作物に頼る経済。昔のブラジルのコーヒーやカリブ海の砂糖黍、東南アジアのゴム。沖縄も、これに近いところはある。今では観光がメインになりつつあるけど。

 

内地では当たり前の水田の光景が懐かしくなったら、ここへ来ると良いかも。まあ、田園って感じではなくて、せいぜい、家庭菜園ならぬ、家庭水田、って大きさだけれども、稲穂が垂れる光景を目にすることは出来る。

 

でも、それだったら、伊平屋島とかの方が、大きく水田が広がっているので、そちらを勧める。他に、金武渡嘉敷島でも多少は水田は見られると記憶している。

 

(続)

 

前の日記の続き。

 

この後、近くの志喜屋漁港へ。なつさんによると、この辺が良いポイントらしい。ポイントが見つからず右往左往していた某氏とは段違い。

 

あれだよ、パチと同じ。日時、店、競合店の様子、店の御勧め機種、台のデータ、台の位置、こう言ったものを前日までに考慮して狙いを絞って、当日は、確保したら、後はやることだけやって、当たりを待つだけ、これが正しい。

 

とりあえず適当に行って座ってみよう、こんな考え方で勝てる訳がないのと同様、適当に釣りに行っても、釣れる訳がない。適当な立ち回りが大好きなミチヲのパチ理論に、まんまと乗せられて釣りに行ってしまった訳だ。

 

俺もこの世界では負け組み入りか。傍から見れば、笑われているんだろうな。「この時期に烏賊狙いで、しかもこんな潮の時のこんな時間にこんな場所で、釣れる訳ねえだろ、阿呆が」と馬鹿にされているんだと思う、プロには。

 

俺がいつもパチ屋で、糞餓鬼の台選択を見て鼻で笑っているのと同じ。釣りにおいては、金と言う面では損はしていないかも知れんけど、何よりも一番貴重な、時間、これを無駄にしている訳だからな。

 

GW中だけど、船は多少動いていた。港に入ってすぐのところに、ミノカサゴが悠然と泳いでいた。ダイビングやシュノーケルでは有名だけど、背鰭に毒を持っているので、絶対に触ってはいけない魚。

 

シュノーケルで何度か遭遇したことはあるが、こいつらは毒の鎧を纏っているから余裕があるのか、全然逃げないんだよね。「来るなら来てみろ」ぐらいの感じで泳いでいる。

 

なんか腹が立つので、捕まえてやりたい。一応、カサゴの一種なんで、肉は食える、と言うことだ。捌く際に、その棘に気を付けなければならないのが面倒ではあるが、旨いらしい。

 

港の先の埠頭には、大掛かりな釣り装備の人々が向かっていったので、確かにここでは釣れるようだ。何が釣れるかによって持って来る物も大きく変わるだろうから、狙いをはっきりさせて来ないとならないのだとは思うが。

 

埠頭近辺ではうんこが目立った。わざわざこの辺まで犬の散歩に来るかな?大きさ的にも人糞のような。港にも便所なんて無かった様な感じだったから、釣り人が、催したらこの辺で、なのかな、と言う気がする。

 

近くにはキャンプ場があって、結構な数のテントがあったから、GWを利用してキャンプをしている人も多いようだ。こんな何も無いところで何をするんだろう、やっぱり釣りがメインかな。

 

(続)

 

前の日記の続き。

 

ある程度喰って、後は持ち帰り。その後、奥武島の市場を見学。この市場は最近整備されて綺麗になったようだ。10軒も無いとは思うが、海産物や農産物が並んでいて面白い。

 

甲烏賊の一種、くぶしみを初めて見る。最近、この烏賊を釣ろうとして、ミチヲに連れられて2回ほど釣りに行ったが、一切釣れなかったので、初めての対面。

 

何でもそうだが、教える奴の能力が低いと、その行為の楽しみを感じられない。それは釣りとて同じ。師事する奴を間違えたな。今度御願いします、なつさん。

 

実際見てみると、くぶしみ、結構でかいね。内地だと「こぶしめ」と呼ぶそうだが、これは沖縄の言葉である「くぶしみ」から来ている。この烏賊、普通に市場には出回っていない、地産地消の烏賊なので、俺は食ったことが無い。

 

こっちのスーパーでも見たことが無いからな。釣りのターゲットをここで買って食うのも、何か負けた感は湧くので、今年の冬から港に行って、これをたくさん釣って、新鮮な奴を飽きるほど食ってやろうと思う。

 

市場には鮪も。この時期は鮪がオンシーズン。沖縄の鮪、まだまだ世間に知られていない気がする。あの、まずい蜻蛉鮪(とんぼまぐろ)、別名、鬢長鮪(びんながまぐろ、びんちょうまぐろ)、と違って、本物、黒鮪、所謂、本鮪。

 

青森の大間とかで揚がる、一匹百万以上する、あれよ。あちらは秋がシーズンで時期が違うから、脂の乗り具合などに違いはあると思うけど、同じもの。こっちでは随分安く食えるね。

 

5、6月は、沖縄は梅雨の時期で、観光としては余り勧められないけど、鮪を安くたらふく食う、と言うには良いシーズン。しかも、GW後は、夏前のオフシーズンなんで、航空券も安いしね。

 

(続)

 

東京に行く前の日記が放置中なので、それを。

 

5月1日日曜、GW中なので仕事は休み。前日だいぶ飲んだし。だが、夜には足が街へ向かう謎。ジュンク堂に寄ってから、1軒目、松山交差点近くのイタリアン「クッチーナ那覇」。最近出来た店で、本格的だが値段は高め。

 

2軒目、一銀通り入り口の店「アジート」。醸造酒場、と謳っているだけあって、日本酒や国産ワインが豊富。つまみは少なめなので、バーのような感じの利用が良いか。福岡にある店の支店らしい。この日はこれで大人しく帰る。

 

5月2日月曜、GW中なので休み。夜から昨晩と同じく、ジュンク堂に寄って、1軒目、久茂地川沿いのダイニングバー「」。姉ちゃんたちと話をしながら、旨い料理を食う。2軒目、久茂地交差点の餃子屋「チャオチャオ」に寄って帰った。

 

5月3日火曜、祝日、那覇祭り1日目。今日はなつさんの地元で飲むことになっている。なつさん知り合いの店で某生肉を食えると言うことなので。

 

元々、こちらで飲もうと言う計画はあった。親分にいつも那覇まで御足労願うのも申し訳ないし、那覇ばかりで飲むのも飽きて来ているから、目新しい場所で、と言うのもあって。

 

夜に飲む前に、集まれる奴だけ集まって、観光にでも、と言うことで、ミチヲを迎えに行って、乗せて南部へ。今晩泊めて貰うための寝床をなつさんの家に運び、アクアリウムを眺めて、グッピーの繁殖方法などを聞かせて戴く。

 

奥武島で天麩羅でも、と言う話になって、なつさんのBMWに乗り換えて出発。奥武島は本島と橋で繋がっている島で、海産物が豊富。特に天麩羅が有名で、島の入り口すぐのところの「中本鮮魚店」はいつも行列になっている。

 

今回は別の天麩羅屋が目的。橋を渡って右側にちょっと行ったところにある、「大城てんぷら店」。俺はこちらで食ったことは無い。あることも知らなかった。こちらでは、揚げたての天麩羅が食べられる、と言うことだ。

 

以前は並びも少なくて良かったらしいが、マスコミで紹介されてしまって、今はこちらも大行列。注文はすぐだけど、出来上がるまで30分ぐらいは待たされそうな感じ。しかも、大雨になって来た。

 

隣のパーラーで雨宿りしながら待つ。やっぱり天麩羅は揚げたてが旨い。沖縄の天麩羅なんで、もちもち系ではあるけど、魚や烏賊はこれも良いかな、と。

 

こっちの「魚天麩羅」は、何の魚かはわからない。その時季に拠る。この時は、魚は蜻蛉鮪だか梶木鮪。刺身としては高く売れないような魚、今回は赤身だけど普段は主に白身、が中心。基本的に、こっちの天麩羅はソースで食う。

 

掻き揚げは内地流のさくさくの方が旨いか。沖縄の天麩羅は重いので、少し食ったら腹一杯に。紅芋の天麩羅も買ったのだけれど、食わなかった。姉御が言うにはこれもソースで食うらしいが、合わん様な。紅芋は甘いからな。

 

(続)

 

・花

久茂地川沿いのダイニングバー。カウンターの女性と話をしながら飲む、小料理屋的な感じ。何度か来ている。一人飲みセットは、料理が旨いし、1500円で御得。刺身は島蛸が良かった。地鶏の叩きも良いね。姫竹の天麩羅が非常に旨かった。まあ、何だかんだで酒は飲むので、結局値段はそれなりではあるが。店員は、二極化していて、しっかりしている人と、厨房できゃっきゃっ、やっている若いの、と言う感じ。実は前回来た時に記憶を飛ばしているが、店員と話をしていたら思い出した。韓国人だか中国人だかと、英語日本語織り交ぜて、下らないことを話していたような。ちょっと恥ずかしい。今回初めて飲んだ「ぽてちゅう」と言う北大東島産のじゃが芋焼酎は、俺が飲んだことのあるじゃが芋焼酎よりも角があって、結構きつかった。でも、こう言う新しい試みは悪くないと思うね。

 

・チャオチャオ

久茂地交差点の良く来る餃子屋。御通しで出て来るナムルが旨い。餃子は勿論。テーブルに置いてある醤油は既に酢醤油になっていて、俺は酢が嫌いなので、いつも、「普通の醤油をくれ」と言っているのだけれど、もう向こうも慣れて来たようだ。でも、餃子、俺の様に、普通に醤油だけで食いたい奴もいると思うから、混ぜる必要がないと思うんだけどねえ。醤油と酢、別々に出しておいても、誰も困らないだろ?何故御節介にも、混ぜて酢醤油で提供するのか。そこはやらなくて良い。こちらが好きにやるから。ラー油だって、嫌いな人がいるから、前もって混ぜてない訳であってよ。だったら、酢も同じなんだよね。