今日は社内での社員教育レクチャーを記事にしてみます。
新人を含め、忘れがちな「当たり前」を思い返す事の大事さと、意識向上の為に。
本日のレクチャー「社会人としての当たり前」です。
最近は事あるごとに「固定観念を捨てろ」を聞きますがこれはある一定のレベルにしか適応しないと思っています。
なぜならここは固定観念の国だからです。そしてキチンと基本をやって来た人に言えることです。なぜ基本がいるか?それは定石や過去の先人の培った時間を買う、という概念があるかないか?なんです。
基本があるからこそ物事の先が読めたり、相手に気を使うことができます。
すべての道においての(剣道、柔道、華道、他)最初は徹底的な基本のインプットです。
この基本がなければ段はとれない。基本がしっかりして初めて「我流」が生まれます。
それを無視して我流に走れば必ず壁に当たる。
または人に迷惑を掛けます。社会を形成する「会社」にも全てに基本があります。
社会人としての基本とも言います。
ここがなければ「責任感」は産まれませんし「心配り」の意味もわかるはずがありません。
結局は頭だけでしか理解(むしろ理解と言うよりわかったつもり族)出来てなければ必ず他人に迷惑をかけます。
他人に迷惑をかけないためには「責任感」と「自己管理能力」の重要性を知りましょう。
これは密接に関係しているからです。
まるで方程式のごとく....「自己管理能力が低い=責任感が低い」ではないでしょうか?
あなたの今まで出会った人を思い返して下さい。まさに当てはまりませんか?
どう言うことかと言うと、自己管理が出来ないと言うのは「自分を大事にしていない」んです。自分を大事に出来なければ人を大事にすることなんて到底出来ない。
自分も他人も大事に出来なければ責任感は生まれようもありませんね。
ここで気を付けないといけないのは完全に自分の世界観のみで防御しようとする人です。
これは一見自分を大事にしているように見えますが、実は大事にしているのではなく「言い訳をつけて逃げている」状態です。
自分の世界観を造り上げ正当化して自分を認める。
例えば
①部屋を汚しても「忙しいから仕方ない、自分の住んでるとこだ誰にも迷惑はかけない。」
②遅刻や欠勤をしても「体がキツいから仕方ない、頑張ったのは自分だから環境が悪い。」等です。
これは自分を大事にしてるのではなく自分を「甘やかしてる」状態です。
人間は必ずぬるい方、楽な方に行きます、これ事態が悪いことではないのです。
誰でも楽をするのは良いことですがここでも「楽」の意味を履き違える人が多い。
楽になると言うのは楽になったぶん他になすべき事が増えると言うことです。
自分が楽になれば少しでも楽にしてない人のぶんを助ける心に使うんです。
この心がないと「自分がだらける」事を覚えます、だらけることを覚えると更にだらける。
ついには生産性を止めてしまう。
自分を大事にするのと、自分を甘やかしてる。似て非なるものです。
一方は生産性を高める、一方は生産性を止めてしまう。
社会に対する貢献度としてはどうでしょうか?
自分を大事にする人は責任を果たしていくので益々人に信用や、信頼が身に付きます。
自分を甘やかしてる人は自分の世界観だけでいきるので大事に出来ない、他人も大事に出来ないから責任も果たせない結果、信用を無くし、信頼も落ちる。まさに負のスパイラルの始まりです。
自己管理能力を高めることが実は社会人としての基本であり自然と責任感が付き先輩、上司、クライアント、友達、等の信頼を高めていくように思います。
あなたがしているのは「自分を大事にする」でしょうか?それとも「自分を甘やかしてる」でしょうか?
似て非なるもの。社会人としての基本を作るために先ずは自己管理能力を高めませんか?
次回は自己管理能力の高め方をレクチャーします。
たまに行う社員教育レクチャーからでした。
自己を知ることからが大事ですね!
愛と笑顔 we love art 自己管理も創造です。