おすっ!
島野です。
いよいよ10月!
ワクチン接種率も向上し、緊急事態宣言も解除されたことから、やっと新型コロナによる影響も収束してくるかなと感じています。
さて、本日は拓殖大学大学院特任教授・濱口和久先生の連載
日本の安全保障と自衛隊の歩み
を紹介致します。
38回目の連載となる今回のタイトルは、
自衛隊に対する差別の歴史とマスコミ報道の在り方
島野は現在20代であり、「自衛隊のイメージは?」と質問されたなら、く「国防」「災害救助」「国際平和活動」と答えます。
国家・国民の命を守り、世界の平和に貢献する部隊だと認識し、尊敬と感謝の念を抱いています。
しかし、今回の記事を読んでみて(恐らく1960~1970年代でしょうか)、「自衛隊違憲論」によって、自衛官が国民体育大会への参加を拒否されたり、成人式の行事に招待されなかったり、大学院への進学を拒否したり……などの事例が生じていたことに大変驚きました。
そして、特に印象に残ったのは、濱口先生が紹介している世界の諺「教育が国防と治安を左右する」です。
濱口先生は次のように述べており、とても共感しました。
「戦後、わが国の教育現場では、国を守る自衛官だけでなく、国家のために貢献した英霊をも粗末にし、世のため人のために尽くすことの貴さを教えてこなかった。子供たちに、自分が生まれた国家と社会に愛着を持てない教育をしていけば、将来の国防は破綻し、屋内の治安は乱れ、誰も国を守り、国内の治安を守ろうとしなくなることは火を見るより明らかだ」
確かに、戦後間もない頃は自衛隊を受け入れられない「拒否感情」も強かったのだろうと思います。
しかし、自衛隊創設から60年以上の時が経ち、その間におけるひとりひとりの自衛官の命を懸けた活動により、国民感情は「尊敬と感謝と信頼」に変化していることも確かなことではないでしょうか。
現在、自民党の憲法改正案としてあがっている「自衛隊の明記」を実現できたなら、教育現場での自衛隊の紹介もきっと変わると思います。
「自衛隊には合憲・違憲ふたつの見解があります」という両論併記ではなく、「自衛隊とは、国家・国民が認めた、国を守る組織である」と。
それに伴い、国民感情も「ありがとう!自衛隊!」へと変わってくるのではないでしょうか。
自衛隊を支える国民感情が、「国防」の基礎であることに改めて気付かされました。
今度の衆院選にて、改憲勢力が3分の2の議席を獲得できるかが非常に重要ですね。
今度こそ、「ありがとう!自衛隊!」の思いを形にしたいものです。