私たちの雑誌は「祖国と青年」です。
昭和45年に「日本青年協議会」が結成された時、その中心メンバーがまさに「青年」でした。
それから50年が経とうとしています。
日本会議なども含め、保守系の団体で熱心に活動しているのも年配の方が中心です。「なかなか若い人が集まらなくてね…」「後継者がほしいんだけどね…」という声を聞くこともあります。
若い「青年」にどう伝えるか、は私たちにとっても重要なテーマです。本誌でも度々紹介していますが、例えば青年による「憲法トークライブ」や、8月15日靖国神社の「青年フォーラム」といった企画は、その1つの試みと言えるでしょう。
イベントを企画する人、実際に会って人間関係を作っていく人、SNSなどで発信する人――青年へのアプローチの仕方は人それぞれ、いろいろあると思います。
私はといえば、私は、雑誌に携わる者として、やはり「言葉」で勝負したい。青年の心に届く言葉を持ちたいし、そのために言葉を磨いていきたい。
「祖国と青年」は、これまで支えてくださった方々に応えていくことはもちろんですが、その一方で、マンガ表現なども含めて、新しい切り口への取り組みも意欲的に行っていきたいと思っています。
雑誌名に掲げている「青年」に、あくまでこだわっていきたい。その意味を考え続けていきたい。伝わる「言葉」をつかみたい。
このブログを再開した背景には、そんな思いもありました。