11月21日のブログで、衆参両院で再開された憲法審査会について書きました。
新聞情報をもとに、「こんな堂々巡りの当たりさわりのない議論をいつまで続けるのでしょう」と批判しましたが、先日、憲法審査会を傍聴した人に話を聞いたら、実際の様子は新聞で報道されているのとだいぶ違うようです。
新聞には、不熱心な、あまりやる気のない空気だったように書いてあって、私の友人なども「自民党は何をやってるんだ!」と怒っていました。ところが、実際に傍聴した人の話だと、自民党からも「自衛隊の明記」「緊急事態条項」について、かなり積極的な発言が続いたようです。
もちろん、他の項目についても提言されましたが、民進党などは「立憲主義云々」と曖昧なことを言ってお茶を濁すばかりで、これらの提言に対して反論らしい反論もできなかったとのことです。
これが本当だとすると、実に喜ばしいことで、改憲派の先生方には今後も大いにがんばっていただきたいと思います。と同時に、新聞はもっと審査会の様子をきちんと伝えてほしいと思います。