今日、自民党が作った憲法改正のマンガ「ほのぼの一家の憲法改正ってなぁに?」を入手しました。
自民党が憲法改正のマンガを作って5万部配布するという話は聞いていたのですが、実物を見たのは初めてです。
どうやら自民党のHPでも見られるようです。
読んでみての感想ですが、思ったよりも軽快なタッチで描かれていて、普及するにはいいんじゃないかな。もっと固い感じのものを想像していたので、いい意味で裏切られました。
内容はともかく、マンガの手法という観点で1つだけ難点を言えば、登場人物が男ばかりということでしょうか。タイトルにあるように「ほのぼの一家」が舞台なのですが、主人公のお母さん以外は、夫、息子、父、祖父と、四世代の男で固められています。
ネットで検索してみたら、案の定、「男目線だ」とか「女性軽視だ」とか何とか、護憲派から変なところで突っ込まれていました。
今風の人だったら、当然女性キャラの方を多く配置させます。
「祖国と青年」の「憲法の時間です!」もそうですね。
どうしてこんな人物構成にしたのでしょうか。
そこだけ、ちょっともったいないなーと思いました。
でも、憲法改正をマンガで分かりやすく訴えようという試み自体は、同じ取り組みをしている者として、歓迎ですし、こういうものがこれかもどんどん出るといいなと思います。