憲法改正1000万署名へ! | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 既にご案内の通り、憲法改正実現に向けて、1000万署名運動がスタートしています。「祖国と青年」9月号の巻頭言で、日本青年協議会の中山直也代表がその意義について述べていますので、以下にご紹介します。



 来る十月には、憲法改正運動の飛躍を期して「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が設立され、櫻井よしこ氏、田久保忠衛氏、三好達氏を発起人代表とする新たな国民組織のもとで、憲法改正の国会での発議実現、そして国民投票勝利をめざすため「一〇〇〇万署名運動」が推進される(署名運動はすでに先行して開始されている)。


 憲法改正の国民投票では、投票した国民の過半数が賛同の票を投じなければならない。国政選挙にあわせての国民投票実施を想定すると、平成二十四年の衆議院選挙では、投票率は五九・三%で、投票数は六一六六万五三二六、その半数は三〇八三万二九六三となり、われわれは約三〇〇〇万の賛同票を取らなくてはならない。


 三〇〇〇万の獲得に向け、考え方としては、一〇〇〇万の署名者が、国民投票にさいしてはさらに二人の方にその賛同の輪を広めていただくことをイメージした運動だ。


 これまでの国民運動を振り返ると、平成七年の終戦五十年のさいには、自虐的な歴史観に基づく謝罪の国会決議を阻止するために約五〇六万の国民署名が、平成十八年には、教育基本法改正に賛同する約三六二万の国民署名が集まっている。終戦五十周年の国民署名は、謝罪決議に傾きかけた衆参国会の空気を変え、これに反対の国会議員に勇気を与えた。教育基本法改正の国民署名は、法案先送りの動きに歯止めをかけ、さらに改正内容に「国と郷土を愛する…態度を養う」の文言を盛り込むことにも大きな力となったが、これらの数を大きく上回る一〇〇〇万署名は、国政に対して大きなインパクトを与えることとなるはずだ。


 これまでの署名は、集めたものを政府なり国会に提出し、世論の盛り上がりを広く示すところまでだったが、今回はそこにとどまらない。国民投票が近くなれば、この賛同者に働きかけてそこから三〇〇〇万の賛同票を生み出す署名である。まさしく国民投票に直結する運動となる。


 我々は各地でその運動の先頭に立ち、これまでの青年運動の枠を超えて、賛同署名の輪を広く拡大しなければならない。さあ、停滞する改憲論議を動かして、国会に改憲発議を迫るため、二年後の国民投票勝利へ向けた一〇〇〇万署名運動に邁進しよう!