両陛下、終戦70年ご訪問地 | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 今日、来年の終戦70年に向けて、両陛下のパラオなどへのご訪問が検討されているとの報道がありました。もちろん、陛下のご意向を受けてのことです。


 両陛下は10年前の終戦60年にサイパンを訪問されましたが、実はこの時もパラオが候補地に入っていましたが、現地の受け入れ態勢が整わず、実現しなかったという経緯があります。


 陛下はその後もパラオをはじめ太平洋の島々で亡くなられた戦歿者に思いを致され、終戦70年に際して、改めて訪問をご希望されたものと拝察致します。


 両陛下は、今月26日、27日には、対馬丸の犠牲者をはじめとする戦歿者慰霊のため、沖縄県をご訪問されます。沖縄戦終結の日の6月23日を意識されたご日程でしょう。両陛下は、一昨年秋に全国豊かな海づくり大会で沖縄をご訪問されたばかりですので、沖縄に対する並々ならぬお気持ちが拝されます。



 私たちは今、憲法改正運動を進めていますが、憲法改正の真の目的は統治機構の変更というより、国民精神の復興にあります。そして戦歿者追悼こそは、国民精神復興の重要な柱です。


 陛下の慰霊の御心を仰ぎつつ、私共も終戦70年に向けて、戦歿者に心を寄せる営みをして参りたいと思います。