前にお知らせしたことがあったかと思いますが、「祖国と青年」はこの4月号から編集システムを変更しました。要するに版組みを自前でするようにしたのですね。
作業は大変にはなりますが、手もとでいろいろと微調整ができるという利点もあります。
それに伴って、いくつかの実験的な試みも行っています。内容ではなくて、形式のことですよ。4月号は初っ端ということもあって、思い通りにいかなかったところもあるのですが、5月号はいい感じに仕上がったと思います。
と言われても、「どこが変わったの?」と思う人もいると思いますので、どこが変わったのか、いくつかあげておきますね。
1、文字が大きくなって、読みやすくなった。
正確に言うと、文字の大きいページができたということです。5月号でいうと、椛島会長のページがそうですね。
それ以外のところも、できるだけ行間を広くするようにしています。
2、裏写りがなくなった。
「祖国と青年」は、軽量化のためにペラペラの紙を使っていますが、これまではそのために、裏の文字や写真が透けて見えていました。それがほとんどなくなったのです。4月号と5月号でも紙を変えているのですが、5月号は断然いいです。
3、表紙のタイトル文字が目立つようになった。
「祖国と青年」のロゴの下に、いつもタイトルが並んでいますね。そこの文字がより目立つように工夫しています。
これからも、内容面の充実はもちろんですが、読みやすい誌面づくりに心がけていきたいと思っています。