皇太子同妃両殿下、宮城県お見舞い | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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 昨日、皇太子同妃両殿下が、宮城県七ケ浜町などの被災者をお見舞いされました。行啓は日帰りでしたが、2年ぶりの東日本大震災被災地ご訪問が果されました。


 報道によれば、両殿下は村井嘉浩知事と渡辺善夫町長から復旧・復興への取り組み状況の説明を受けられ、妃殿下は震災遺児に関し「どのようなケアをしていますか」などと熱心にお尋ねになられたそうです。


 また、約360人が暮らす応急仮設住宅では、被災者らと懇談され、「お体に気をつけて」「大変な思いをされましたね」などと話しかけられ、中には涙ぐむ人もいました。


 また、FNNのニュースが以下のようなエピソードを報じていたのでご紹介します。


 皇太子ご夫妻は20日、東日本大震災の被災地・宮城県を訪問された。2年ぶりの訪問を後押ししたのは、被災地への強い思いと、ある女子高校生からの1通の手紙だった。


 午後3時すぎ、宮城・七ケ浜町の仮設住宅に到着された、皇太子ご夫妻。到着するとすぐに、待ち受けていた被災者のもとへ歩み寄られた。


 雅子さまは、「大変な思いをされましたね、皆さん、本当にご無事でよかったです」と話しかけられた。声をかけられた人は「『どうもご苦労様です』と言われました。感激しました。涙出ました」と話した。


 ご夫妻が、そろって東日本大震災の被災地を訪問されるのは、2011年8月の岩手県以来、2年ぶりのこととなる。宮内庁はこれまでも、ご夫妻の被災地訪問を検討してきたが、療養中の雅子さまの体調などを考慮し、実現しなかった。


 しかし、ご夫妻の心にはいつも、2人で被災地を見舞いたいという強い思いがあり、雅子さまは、体調の波と闘いながらも、被災地に関わる公務には、できるかぎり出席しようと努められてきた。


 8月6日には、被災地の中高生が東北地方をPRするプロジェクトの発表会に出席された雅子さま。ご出席の後押しとなったのは、ある女子高校生から届いた1通の手紙だった。


 フジテレビ皇室担当の橋本寿史編集委員は「(発表会を)主催する生徒たちの中から、両殿下に来ていただきたいということで、(生徒が)手紙を実際に書き、それを皇太子さま・雅子さまも読まれて。これはぜひ行きたいということで、そこに参加された」と話した。


 雅子さまの体調を考慮し、日帰りの訪問となったが、ご夫妻の思いは被災地へ届いたようだった。