ロンドン五輪を振り返って | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 今回のロンドンオリンピックにおける日本選手の活躍について、メモがわりに簡単にまとめておきたいと思います。


 今回のロンドンオリンピックで日本選手が獲得したメダルは、金7個、銀14個、銅17個、合わせて38個。2004年のアテネ大会を抜いて史上最多となりました。


 ちなみに前4大会の各メダル数をあげてみると、次のようになります。


  北京     金9  銀6 銅10 計25

  アテネ    金16  銀9 銅12  計37

  シドニー   金5   銀8 銅5  計18

  アトランタ   金3   銀6 銅5  計14


 うーん、これは「メダル史上最多」などと喜べる数字なのかどうか、ちょっと微妙ですね。シドニー、アトランタの頃と比較すれば文句なしでレベルアップしていると言えるでしょう。しかし、38個もメダルを取りながら、金の数は北京にも及んでいません。


 金が少なかった最大の要因は柔道の不振です。アテネの金16のうち8個は柔道でした。北京の時も不振と言われながら、それでも4個は取りました。ところが今回は1個。しかも、男子は初めて金なしという不名誉な結果に終りました。


 それはそれとして、いくつか今回の特徴をあげましょう。


・決勝種目が始まってからは一日も欠かさずメダリストが誕生した。

・26競技の内半分にあたる13競技でメダリストが誕生した。これも過去最多

・この種目初めてというメダルが多かった(6個)。

・チーム・団体でのメダルが目立った。複数の人数で争う種目でのメダルは9個(ちなみに前回の北京は5個)。


 また、メダルには届きませんでしたが、テニスで88年ぶりのベスト8進出、サッカー男子がスペインを破り44年ぶりのベスト4、競泳女子では400メートルフリーリレーで44年ぶりに決勝に進むなどの快挙が数多く見られました。