原爆と原発 | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 今日は8月6日、広島の原爆忌です。


 いつも朝の連ドラ「梅ちゃん先生」を見てから出勤するのですが、今日は広島の式典の中継で「梅ちゃん先生」が繰り下げになっていました。


 広島に原爆が投下されたのって、こんな朝早くだったんですね。8時15分という数字は本や何かで何度か見て知っているはずなのですが、生活感覚として実感したのは今日が初めてでした。


 出勤するまでの少しの時間、NHKの放送を見ていましたが、広島の原爆投下を原発反対と同じレベルで語っているのには作為を感じました。


 核兵器廃絶と原発廃絶は同次元の問題なのでしょうか?


 ある被爆者が「原爆はこんなに恐ろしいものだ、だから原発は絶対に無くさなければならない」というようなことを言っていましたが、ちょっと待って下さい!


 原爆はいかに効率的に人間を殺戮できるかということを目的として作られた非人道的兵器ですが、原発は原子力の平和利用のために作られたもので、仮に事故を起こしたとしても原爆のようになることは絶対にあり得ません。


 もちろん原発には原発の抱える問題があるのですから、それは大いに議論すればよいと思います。しかし、そこに原爆のイメージを結びつけて印象操作をしようとするのは、死者の政治利用であり、冒瀆ではないでしょうか? 


 左翼に政治利用され続けている「ヒロシマ」の今現在を見る思いでした。


 一方で、日本会議広島主催の田母神さんの講演会は今年も行われます――というか、ちょうど今の時間、行われているところですね。今年は評論家の日下公人さんがお相手です。「ヒロシマ」を変える風がここから吹くことを、大いに期待してやみません。