先週末、政府が尖閣諸島を買い取る方針を発表しました。
私たちは石原都知事の尖閣諸島購入を支援すべく、「祖国と青年」7月号においても、「尖閣100万人募金を推進しよう」と掲げていますが、国が買い取るとなると、これはどうなるのでしょうか。
結論から言いますと、私たちはあくまで「石原都知事による尖閣諸島購入」を支援します。
もちろん、本来的には国が購入し、責任を持って維持管理するのが筋ですが、国はこれまでそれをしてこなかったし、現在もしようとしていません。これで国が尖閣諸島を買ったらどうなるでしょうか? 今の無為無策が続くだけなのではないですか?
もしかすると政府は、石原都知事が尖閣諸島を買うと中国との摩擦が大きくなることを恐れて、「尖閣国有化」を言っているのかもしれません。尖閣諸島の国有化は一見前進のように見えて、逆の効果をもたらす可能性が大です。
私たちは、党派的な意味で特に石原都知事個人に肩入れする者ではありませんが、少なくとも尖閣防衛への国民の思いを託せるのは、今のところ石原都知事しかいないと思っております。