来たる7月30日は、明治天皇100年祭です。
で、その記念出版をご紹介します。
一つは、明成社から刊行された勝岡寛次著『明治の御代―御製とお言葉から見えてくるもの』(本体1800円)です。
これは平成21年から3年間にわたって明治神宮発行『神園』に掲載されてきた連載をまとめたもので、明治天皇のご生涯を、特に御製と詔に重きをおいて描き出したものです。
〈主な内容〉
・明治天皇と六大巡幸
・大日本帝国憲法と明治天皇
・教育勅語と明治天皇
・日清・日露戦争と明治天皇
・明治の外交と領土問題
・明治天皇と明治の祭祀
また、新人物往来社からは、明治神宮発行『代々木』に「聖跡を歩く」を連載している打越孝明さんによる『絵画と聖跡でたどる 明治天皇のご生涯』(本体2000円)も刊行されます。
こちらは、聖徳記念絵画館に展示されている80枚の壁画をすべてカラーで掲載し、その歴史的背景などを解説し、さらに描かれた場面の現状を写真で紹介したものです。
その他、続々と刊行されるようですよ!