片づけで、愛と幸せをあなたに
片づけセラピスト藤岡聖子です。
母が退院することになりました。
交通事故で、約2ヶ月。
寝たきりから始まり、
どうも亡くなった祖母(母にとっては母親)にも会ってきたようで
「よく来たね。でも、まだ早いから、帰りなさい。」
そう言われたそうです。
高齢者が交通事故にあうと、認知症にもなりやすいと聞いていました。
寝たきり状態が長ければ長いほど、筋肉が落ちます。
それがボケにつながっていくのですね。
母は脳挫傷を起こした部分の機能(短期記憶)は、
今のところ戻らない状態ですが
話す分には支障がなく過ごせています。
足の筋肉も、リハビリで戻ってきました。
認知症にならなくて、よかった~!
すぐ忘れてしまうのは、脳の損傷によるので、
認知症とは違う旨を、本人には伝えています。
やっぱり忘れてしまうのは、本人にとっても辛いでしょうからね。
実家のキッチン周りは整理をしてきているので
母が戻っても、困らないようにしたつもりです。
どこが使いずらい?
忘れてしまっても、思い出せる状態になっているか?
検証していきたいと思います。
これが分れば、認知症の初期段階であれば有効な方法となるはず。
高齢者は、自分のやり方というものがあり
勝手に変えると、出来なくなる可能性があります。
そことの折り合いが、どのようになっていくのか。
見定めないといけませんね。
母は、食材ストックの管理は苦手ですが
洋服はOKなのです。
元々プロの洋裁をする人ですから
国家資格を持っているのです。洋裁の学校を建てようと思えば建てられます。
けっこう新しい洋服を買います。
実家に行くたびに、
「こんな洋服あったっけ?」
そう思っていました。
人によって、手放すことができるモノって違うのですよね。
間どり学からいうと、
玄関のそばに大きな収納庫があるといい。
というのがあります。
まさに実家はこれに合致しており、
玄関を入ってすぐに、ウォークインクローゼットがあります。
コートもすぐに掛けられますし、
箱買いしたドリンクも、収納しています。
お米もここです。
重いお米をキッチンに運ぶのは、大変ですからね。
ただ、キッチンからその度に玄関まで来るのは面倒ですから
一部だけキッチンに移動、収納しています。
これは、高齢で元気な親だから、そのままにしています。
どうしても歩くことが減ってきますので、
家の中くらいは、歩いて欲しいのです。
玄関の上がり框をなくして、フラットにするのがいいのかどうか?
元気なうちは、しっかりと段差を上がることによって、筋肉を使う。
上がれなくなったら、フラットにする。
これと同じ発想で、
多少の移動があっても、足を使って欲しいという想いもありました。
子育てで忙しいママであれば、
こんな不便で時間のかかることは、してはいけないですね。
最短距離で済ませる方が、効率がアップするのですから。
年代と狙い。
ライフスタイルによって、
収納場所は変わっていきます。
ただ、習慣というのがあって、
本当は変えた方がいいのに、昔のやり方そのまま。
そういうことは、起こりがちです。
自分では気が付かないから。
気がつく方法は、セミナーでもお話しています。
次回の講座は、
横浜 2月22日(金)
新宿 3月3日(日)
横浜あざみ野では、お子様の保育施設があります。
1歳6ヶ月から就学前までのお子様が対象となります。