双六 <●●●●●の目>
<●●●●●の目>
ヒッピー発祥(?)の街?
ニューヨークでは一軒となってしまった。
Maine州のアイスクリーム屋。
Ben & Jerryがここには何軒もある。
磁力が引き寄せるのか。
ヒッピーの磁力が。
そういえば
街の規模に比してホームレスが目立つ。
Hoboそんな言葉を思い出させる男たち、女たち。
若い奴らも多い。
Hobo
貨物列車。
Union Pacific Railroad
磁力。
惹きつけられてさらに端へと向かってた。
日系1世、2世、収容所……銅製の銘板に刻まれる歴史。
誰かがスプレーでつけたまま、オレンジ色のバツ印。
彫られた文字を消し去ることはできない。
彼らを惹き付けたものはなんだったんだろう。
彼らの磁石は。
合羽のフード下から刻まれた文字を追う。
磁力。
橋の下を抜けてる。
しばらくして振り返ると、
あと1ブロック歩けば対岸の町へ行けたことに気づく。
行きたいな。
渡りたいな。
でも、行っていたならばここに碑があることなんて一生知らなかっただろうな。
そういえば大学の施設前にも日米交流記念碑を見たのだった。
植樹された若い枝垂桜の横に。
20年後、あの桜を見てみたい。
内陸部に日本人町があるらしい。
日系人の町が。
かつての収容所らそれほど離れていない場所に。
解放されても、帰る場所のなかった日系人たち。
帰りつけなかった人々。
帰りたくなかった家族。
磁石は永久じゃないのか。
それとも極が逆転をしたのか。
北極熊が南極にいるのかもしれない。
S極がN極に。
N極がS極に。
惹きつけていたものがはね返す。
はね返していたものが惹きつけあう。
Old Townの端っこ。
かつてそこに日本人町があったことを銘板は伝える。
雨の降る川沿いを歩く。
橋の多い町。
橋の下に集うホームレス。
橋はホームレスにやさしい。
壁のない大きな天井。
磁力惹きよせられ人は集う。
磁力に弾き返され人は去る。

(つづく)

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ヒッピー発祥(?)の街?
ニューヨークでは一軒となってしまった。
Maine州のアイスクリーム屋。
Ben & Jerryがここには何軒もある。
磁力が引き寄せるのか。
ヒッピーの磁力が。
そういえば
街の規模に比してホームレスが目立つ。
Hoboそんな言葉を思い出させる男たち、女たち。
若い奴らも多い。
Hobo
貨物列車。
Union Pacific Railroad
磁力。
惹きつけられてさらに端へと向かってた。
日系1世、2世、収容所……銅製の銘板に刻まれる歴史。
誰かがスプレーでつけたまま、オレンジ色のバツ印。
彫られた文字を消し去ることはできない。
彼らを惹き付けたものはなんだったんだろう。
彼らの磁石は。
合羽のフード下から刻まれた文字を追う。
磁力。
橋の下を抜けてる。
しばらくして振り返ると、
あと1ブロック歩けば対岸の町へ行けたことに気づく。
行きたいな。
渡りたいな。
でも、行っていたならばここに碑があることなんて一生知らなかっただろうな。
そういえば大学の施設前にも日米交流記念碑を見たのだった。
植樹された若い枝垂桜の横に。
20年後、あの桜を見てみたい。
内陸部に日本人町があるらしい。
日系人の町が。
かつての収容所らそれほど離れていない場所に。
解放されても、帰る場所のなかった日系人たち。
帰りつけなかった人々。
帰りたくなかった家族。
磁石は永久じゃないのか。
それとも極が逆転をしたのか。
北極熊が南極にいるのかもしれない。
S極がN極に。
N極がS極に。
惹きつけていたものがはね返す。
はね返していたものが惹きつけあう。
Old Townの端っこ。
かつてそこに日本人町があったことを銘板は伝える。
雨の降る川沿いを歩く。
橋の多い町。
橋の下に集うホームレス。
橋はホームレスにやさしい。
壁のない大きな天井。
磁力惹きよせられ人は集う。
磁力に弾き返され人は去る。

(つづく)
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双六 [一回休む]
[一回休む]
それにしても。
2日続けて同じマス目に止まってしまうとは。
[一回休む]
怠けてるわけではありません。
止まってしまったのです。
やむをえないのです。
前へ進みたいのに。
ちなみにアメリカは、
各自の受け止め方によって連休に入りました。
Mratin Luther King, Jr. Day
ぼくはお休みです。
明日こそは同じマス目に止まりませんように。

(つづく)

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それにしても。
2日続けて同じマス目に止まってしまうとは。
[一回休む]
怠けてるわけではありません。
止まってしまったのです。
やむをえないのです。
前へ進みたいのに。
ちなみにアメリカは、
各自の受け止め方によって連休に入りました。
Mratin Luther King, Jr. Day
ぼくはお休みです。
明日こそは同じマス目に止まりませんように。

(つづく)
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双六 <●●●●の目>
<●●●●の目>
どこかで見た建物だ。
昨日写真で見たのだった。。
Old Town.
ホームレスたち。
支援団体。
若者、アルコールの臭いが歩道に立ち込めるビルの横を通る。
ポツリ、ポツリ。
あちこちに人が座る。
雨と逆光でカメラはあきらめた。。
どこかオランダを思わせる時計台のある古い駅舎。
瓦屋根、レンガともに赤い。。
木製ベンチ。
大きな時計が時を刻む。
高い天井で音を立てる扇風機。
ニューイヤーの再会も終わりなのか、
車寄せでHugをする若い女の子と母親。
列車は北へ向かう。
別の出口から再びストリートに出て、
先ほど通り過ぎたGreyhound Busの建物へ。
閑散。
スーツケースとギターを引きずる白髪の白人老人。
発車するバスにも、到着するバスにも間があるのか。
みやげ屋も、ファースト・フードの店にも網のシャッタを下ろす。
みやげ屋の棚は隙間だらけ。
壁をひときわ大きく占めるのはチエック柄ビニールシートの1ドル手提げ袋。
ここではいくらなんだろう。
ファースト・フード店の保温棚、ライトに照らされたフレンチフライが並ぶ。
口に放り込まれるのを何時間待つのか。
広大な待合いスペースには数人。
若いアジア人のカップル。
日本人風20代後半、真面目そうな男。
カメラは大きく、バックパックは小さい。
このエリアに住む留学生の一人旅か。
それに先ほどの白髪ギター男。
緑色の揃いの野球帽をかぶるメキシカン2人が入ってきた。、
眠そうな顔をしたガードマンに次のバスを尋ねる。
さっきから無料の市街図を探してるんだけど見つからないんだ。
地図のない旅。
同じ道は退屈だ。
反対側から待合スペースを出ようとするも袋小路。。
広大なエリア、贅沢な数の待合客の間を流れるようにして戻る。
同じ道は退屈だ。
反対側の出口から出よう。
鍵が下ろされていた。。
警備の簡易化のためだろう。
利便より予算というわけだ。
バ
スという旅は、その帯に棲むことの裏返しだ。
25年前のぼくはバスでニューヨークへ降り立った。
入ってきた扉から小雨の町へ。
すぐにチャイナタウンに入る。
アル中、ホームレス、ジャンキー、レジデンシャル・ホテル。
「その町」とわかる。
他所者には冒険なのかもしれない。
それでもやはりこんな町には惹かれる。
磁力。
何も考えることなくにコマを進めていたら。
見覚えのある建物が見え、居心地のいい町にいた。
頭の中のどこかが磁力に引き寄せられるのだろう。
アメリカの町は端っこが好き。
ピザのエッジは好きじゃない。
先に食べてしまう。
どの町でもOldtownは端っこにある。
ピザの端っこのように。
残してはいけない。

(つづく)

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どこかで見た建物だ。
昨日写真で見たのだった。。
Old Town.
ホームレスたち。
支援団体。
若者、アルコールの臭いが歩道に立ち込めるビルの横を通る。
ポツリ、ポツリ。
あちこちに人が座る。
雨と逆光でカメラはあきらめた。。
どこかオランダを思わせる時計台のある古い駅舎。
瓦屋根、レンガともに赤い。。
木製ベンチ。
大きな時計が時を刻む。
高い天井で音を立てる扇風機。
ニューイヤーの再会も終わりなのか、
車寄せでHugをする若い女の子と母親。
列車は北へ向かう。
別の出口から再びストリートに出て、
先ほど通り過ぎたGreyhound Busの建物へ。
閑散。
スーツケースとギターを引きずる白髪の白人老人。
発車するバスにも、到着するバスにも間があるのか。
みやげ屋も、ファースト・フードの店にも網のシャッタを下ろす。
みやげ屋の棚は隙間だらけ。
壁をひときわ大きく占めるのはチエック柄ビニールシートの1ドル手提げ袋。
ここではいくらなんだろう。
ファースト・フード店の保温棚、ライトに照らされたフレンチフライが並ぶ。
口に放り込まれるのを何時間待つのか。
広大な待合いスペースには数人。
若いアジア人のカップル。
日本人風20代後半、真面目そうな男。
カメラは大きく、バックパックは小さい。
このエリアに住む留学生の一人旅か。
それに先ほどの白髪ギター男。
緑色の揃いの野球帽をかぶるメキシカン2人が入ってきた。、
眠そうな顔をしたガードマンに次のバスを尋ねる。
さっきから無料の市街図を探してるんだけど見つからないんだ。
地図のない旅。
同じ道は退屈だ。
反対側から待合スペースを出ようとするも袋小路。。
広大なエリア、贅沢な数の待合客の間を流れるようにして戻る。
同じ道は退屈だ。
反対側の出口から出よう。
鍵が下ろされていた。。
警備の簡易化のためだろう。
利便より予算というわけだ。
バ
スという旅は、その帯に棲むことの裏返しだ。
25年前のぼくはバスでニューヨークへ降り立った。
入ってきた扉から小雨の町へ。
すぐにチャイナタウンに入る。
アル中、ホームレス、ジャンキー、レジデンシャル・ホテル。
「その町」とわかる。
他所者には冒険なのかもしれない。
それでもやはりこんな町には惹かれる。
磁力。
何も考えることなくにコマを進めていたら。
見覚えのある建物が見え、居心地のいい町にいた。
頭の中のどこかが磁力に引き寄せられるのだろう。
アメリカの町は端っこが好き。
ピザのエッジは好きじゃない。
先に食べてしまう。
どの町でもOldtownは端っこにある。
ピザの端っこのように。
残してはいけない。

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双六 <●●●の目>
<●●●の目>
デジタルは簡単だ。
ボタンを押すだけでいい。
固定された秒、分、日。
静止した世界で時だけが動く。
アナログ時計のように分が駆けまわることもなく。
そんなふたつの腕時計のことを考えながら不安が芽生えはじめる。
時の観念がだんだんと稀薄になってるのでは。
デジタル時計の時は秒や分の蓄積ではない。
時はそれのみで存在することができる。
秒も。
分も。
そして日も。
人のいない世界に神は現れたのだろうか?
電波時計や携帯を使う人がいる。
袖の内側で、ポケットの中で。
何の前触れもなく時は変わる。
余韻もなく。
時間という感覚すら薄らいでいる人も中にはいるだろう。
時が小さな時間の集合体であるということ。
その感覚が。
地球は丸く、一方向にだけ回転し続けていることを。
ある日をめざし、太陽の周りをまわり続けていることを。
デジタル時計をあわせるように。
点から点へと移動してきた街。。
図書館で休んでから小雨の町へ。
大通りをひたすら歩く。
双六の目をたどるように。
線をなぞりながら。
年末に痛めた腰が地面の感触をひろう。
幅のあるベルトを締めているので痛みはない。
ベルトに板磁石を入れて。
ぼくは磁石で動いている。
そんな気がしてきた。
永久磁石。
かりに永久という時があったとして、
それはほんとうに永久に磁力を発し続けるのだろうか。
永久磁石で鉄釘をこすると磁石になった。
ニクロム線を巻きつけたチューブに釘を入れておく。
しばらく通電してやるとこれもまた磁石になる。
なんだか得をしたような気分に浸っていた子供のころ。
それしても、車屋の息子が持ってきた扉用の磁石は強力だった。
ます目にコマをすすめながらそんなことを思い出す。
磁力。
引きつけられる。
惹きつけられる極。
反発しあう極。
他のものをも磁石にしてしまう力。
この街はS極だろうか。
それともN極なのか。
ぼく自身はどっちなのだろう。
それともただの鉄屑か。
砂鉄のひと粒に過ぎないかもしれない。
磁石についてしまった砂鉄は始末に悪いぞ。
磁力を感じてる。


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固定された秒、分、日。
静止した世界で時だけが動く。
アナログ時計のように分が駆けまわることもなく。
そんなふたつの腕時計のことを考えながら不安が芽生えはじめる。
時の観念がだんだんと稀薄になってるのでは。
デジタル時計の時は秒や分の蓄積ではない。
時はそれのみで存在することができる。
秒も。
分も。
そして日も。
人のいない世界に神は現れたのだろうか?
電波時計や携帯を使う人がいる。
袖の内側で、ポケットの中で。
何の前触れもなく時は変わる。
余韻もなく。
時間という感覚すら薄らいでいる人も中にはいるだろう。
時が小さな時間の集合体であるということ。
その感覚が。
地球は丸く、一方向にだけ回転し続けていることを。
ある日をめざし、太陽の周りをまわり続けていることを。
デジタル時計をあわせるように。
点から点へと移動してきた街。。
図書館で休んでから小雨の町へ。
大通りをひたすら歩く。
双六の目をたどるように。
線をなぞりながら。
年末に痛めた腰が地面の感触をひろう。
幅のあるベルトを締めているので痛みはない。
ベルトに板磁石を入れて。
ぼくは磁石で動いている。
そんな気がしてきた。
永久磁石。
かりに永久という時があったとして、
それはほんとうに永久に磁力を発し続けるのだろうか。
永久磁石で鉄釘をこすると磁石になった。
ニクロム線を巻きつけたチューブに釘を入れておく。
しばらく通電してやるとこれもまた磁石になる。
なんだか得をしたような気分に浸っていた子供のころ。
それしても、車屋の息子が持ってきた扉用の磁石は強力だった。
ます目にコマをすすめながらそんなことを思い出す。
磁力。
引きつけられる。
惹きつけられる極。
反発しあう極。
他のものをも磁石にしてしまう力。
この街はS極だろうか。
それともN極なのか。
ぼく自身はどっちなのだろう。
それともただの鉄屑か。
砂鉄のひと粒に過ぎないかもしれない。
磁石についてしまった砂鉄は始末に悪いぞ。
磁力を感じてる。

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双六 <●●の目>
<●●の目>
どうして正月には双六なんだろう?
考えたこともなかった。
ひとつの風習として刻み込まれただけで。
羽つき、コマ回し、凧あげみたいに。
そうなんだ。。
間違いないだろう。
ピンゾロだから。
ピンゾロの丁。
ピン(1の目)のぞろ目(二つ並ぶ)。
●と●。
英語ではsnake eye。
1と1。
1月1日。
お正月。
あけましておめでとう。
双六しましょう。
左手に巻いたアナログ時計はNY時間を指したまま。
時間を見るたびにあわてて引き算をやんなくちゃならない。
とっさの場合や、酒を飲んでるときには混乱をきたす。
針が数に置き換わらるのに間があく。
何度も何度も。
何がなにやらわけがわからなくなる始末。
でも針は戻さない。
笑われても、
うす笑いを返すだけで。
阿呆のふりして針を巻くのをやんわりと拒絶。
のぞき窓のつき缶詰に閉じこめられて6時間。
解放された西海岸はNYより3時間遅れた帯の上。
文明の産物と人は言う。
人間の作り出すものが自然に歯を立てる。
時空の逆行。
そんな乗り物で移動し、
そのうえ時間までをもいじってしまうのは。
罪深い。
そんな気がしてね。
クルクル、クルクル……
このごろのアナログ時計はどうなんだろう。
昔は、「針を戻すと壊れる」と言われた。
3時間を戻すためには、
9時間、もしくは21時間進めなくちゃならない。
時計の見かけは3時間遅れているようだけれど、
実際には9時間か、21時間進んでいる。
この時計に関しては。
33時間でもいい。
NYへ帰り3時間進めると、
一見は元と同じに見えるが
ほんとうのところは12時間か24時間進んでる。
こんなことを繰り返していると、
何がなんだかわからなくなってしまう。
♪人生はゲーム
だれも自分を愛してるだけの
悲しいゲームさ♪
『スローなブギにしてくれ』南佳孝は唄う。
(つづく)


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どうして正月には双六なんだろう?
考えたこともなかった。
ひとつの風習として刻み込まれただけで。
羽つき、コマ回し、凧あげみたいに。
そうなんだ。。
間違いないだろう。
ピンゾロだから。
ピンゾロの丁。
ピン(1の目)のぞろ目(二つ並ぶ)。
●と●。
英語ではsnake eye。
1と1。
1月1日。
お正月。
あけましておめでとう。
双六しましょう。
左手に巻いたアナログ時計はNY時間を指したまま。
時間を見るたびにあわてて引き算をやんなくちゃならない。
とっさの場合や、酒を飲んでるときには混乱をきたす。
針が数に置き換わらるのに間があく。
何度も何度も。
何がなにやらわけがわからなくなる始末。
でも針は戻さない。
笑われても、
うす笑いを返すだけで。
阿呆のふりして針を巻くのをやんわりと拒絶。
のぞき窓のつき缶詰に閉じこめられて6時間。
解放された西海岸はNYより3時間遅れた帯の上。
文明の産物と人は言う。
人間の作り出すものが自然に歯を立てる。
時空の逆行。
そんな乗り物で移動し、
そのうえ時間までをもいじってしまうのは。
罪深い。
そんな気がしてね。
クルクル、クルクル……
このごろのアナログ時計はどうなんだろう。
昔は、「針を戻すと壊れる」と言われた。
3時間を戻すためには、
9時間、もしくは21時間進めなくちゃならない。
時計の見かけは3時間遅れているようだけれど、
実際には9時間か、21時間進んでいる。
この時計に関しては。
33時間でもいい。
NYへ帰り3時間進めると、
一見は元と同じに見えるが
ほんとうのところは12時間か24時間進んでる。
こんなことを繰り返していると、
何がなんだかわからなくなってしまう。
♪人生はゲーム
だれも自分を愛してるだけの
悲しいゲームさ♪
『スローなブギにしてくれ』南佳孝は唄う。
(つづく)

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双六 <●の目>
<●の目>
陽水はどうだったろう?
テレビゲームがきらいだ。
「へたくそだからじゃない?」言う人もいる。
そうかもしれない。
とにかくきらいだ。
他人のやってる分は一向に構わない。
ボードゲームは結構好きだ。
今でも人生ゲームをたまにやりたくなる。
「カラカラカラカラ……」
軽快に回るルーレットの音。
最初の双六はいくつのときだったろう。
たしか、姉の児童向け雑誌の付録だった。
お気に入りのマス目があった。
たいがいの人はきらうのだけれど。
「ふりだしにもどる」
なんだか2度楽しめるようで。
こんなところからぼくの脱落の基盤は作られていったのだろう。
♪人生が二度あれば……♪
井上陽水は唄う。
双六が大好きでそれとは違う人生を嘆いたのか。
それとも歯科医の跡取りと期待され、
そんなマス目のあることすら知らずに育ったのか。
双六。
「双」つの「六」。
二つのさいころ。
丁半。
チンチロリン。
どう考えてもばくちだ。
不思議なことに洋の東西を問わず、
いかなる方法であっても、
博打のダイスはふたつと相場は決まってる。
知ってるかぎりは。
やっぱり人間は一緒なんだ。
喧嘩なんかしなくていい。
いがみあう必要なんてない。
調べてみると双六の源流はふたつ。
ひとつは遙かシルクロードの向こう、
エジプト、ローマ帝国から流れてきた。
もうひとつの今の双六に近い方は中国を経てインドから。
ギャンブル性が強く、
過去千三百年前には日本でも禁止令が出ている。
数千年を経ても人間の根本を変えることはできない。
どうして双六のことなんか考えたのか。
正月だったからじゃない。
それがたまたま正月であっただけで。

(つづく)
屋根、床、壁。
サイコロの目が7つだったら、
8つだったら。
世界はきっと違ったものとなっていたろう。
それにしてもサイコロのことを考えると、
StonesのTumbling Diceを聴きたくなる。

陽水はどうだったろう?
テレビゲームがきらいだ。
「へたくそだからじゃない?」言う人もいる。
そうかもしれない。
とにかくきらいだ。
他人のやってる分は一向に構わない。
ボードゲームは結構好きだ。
今でも人生ゲームをたまにやりたくなる。
「カラカラカラカラ……」
軽快に回るルーレットの音。
最初の双六はいくつのときだったろう。
たしか、姉の児童向け雑誌の付録だった。
お気に入りのマス目があった。
たいがいの人はきらうのだけれど。
「ふりだしにもどる」
なんだか2度楽しめるようで。
こんなところからぼくの脱落の基盤は作られていったのだろう。
♪人生が二度あれば……♪
井上陽水は唄う。
双六が大好きでそれとは違う人生を嘆いたのか。
それとも歯科医の跡取りと期待され、
そんなマス目のあることすら知らずに育ったのか。
双六。
「双」つの「六」。
二つのさいころ。
丁半。
チンチロリン。
どう考えてもばくちだ。
不思議なことに洋の東西を問わず、
いかなる方法であっても、
博打のダイスはふたつと相場は決まってる。
知ってるかぎりは。
やっぱり人間は一緒なんだ。
喧嘩なんかしなくていい。
いがみあう必要なんてない。
調べてみると双六の源流はふたつ。
ひとつは遙かシルクロードの向こう、
エジプト、ローマ帝国から流れてきた。
もうひとつの今の双六に近い方は中国を経てインドから。
ギャンブル性が強く、
過去千三百年前には日本でも禁止令が出ている。
数千年を経ても人間の根本を変えることはできない。
どうして双六のことなんか考えたのか。
正月だったからじゃない。
それがたまたま正月であっただけで。

(つづく)
屋根、床、壁。
サイコロの目が7つだったら、
8つだったら。
世界はきっと違ったものとなっていたろう。
それにしてもサイコロのことを考えると、
StonesのTumbling Diceを聴きたくなる。
そんな人の、そんな顔
「どうしよう」
「のぞこうかな……」
抑えることができない。
のぞきたい。
衝動。
田代まさしになった。
のぞきの誘惑。
勝つには強靭な精神力が必要とされる。
欲望を抑えるには。
のぞき。
そこにあるのは。
大抵の場合、想像したものにそれほど遠くはない。
「あー、どうりでセコそうな顔してるな」
「天気雨みたいな野郎だな」
ぼくが抑えるのに苦悶してしまう衝動。
それは人の顔をのぞきこむこと。
特に迷惑行為や、良識から離れて行動をとる人。
不思議なことだけど、
善行だとか、立派だとか。
世間から称えられる人の顔に興味を持ったことはない。
中には「親の顔を見たい」という人もいるけれど、
ぼくがそう思ったのはたったの一度だけ。
親の顔なんて見たってしようがない。
おかしなもので、
そんなことをやる人は、
そんな顔をしている。
自分の意思が顔の中に、
そんな表情やパーツを探し当ててしまうんだろうか。
ときにはゴリ押しをしてまで。
それともその人は、そんな人生を送るうちに、
とうとうだれをもうなずかせる顔を作り上げていくのか。
開き直ってしまったのか。
「ケッ。悪そうな顔してるよなー」
テレビに映し出される殺人犯の写真を見てだれもがつぶやく。
「とても温厚で物静かな人でした」
顔をぼかされた近所の人のほとんどはマイクにこう
答える。
大きな音と振動と共に。
2人分の座席に足を広げて座ったおじさんは、
ほんとうにいやなやつなんだろうか。
それとも、
日ごろは温厚で物静かな人物なんだろうか。
そうして。
どうしてぼくは人の顔をのぞき見ることを禁じ得ないんだろう。
何がしかのメッセージを送るために。
たしかにそういうときもある。
それでも。
ほとんどの場合、ただ、単にのぞきたいんだ。
自分を納得させるために。
見かけって結構大事です。

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「のぞこうかな……」
抑えることができない。
のぞきたい。
衝動。
田代まさしになった。
のぞきの誘惑。
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のぞき。
そこにあるのは。
大抵の場合、想像したものにそれほど遠くはない。
「あー、どうりでセコそうな顔してるな」
「天気雨みたいな野郎だな」
ぼくが抑えるのに苦悶してしまう衝動。
それは人の顔をのぞきこむこと。
特に迷惑行為や、良識から離れて行動をとる人。
不思議なことだけど、
善行だとか、立派だとか。
世間から称えられる人の顔に興味を持ったことはない。
中には「親の顔を見たい」という人もいるけれど、
ぼくがそう思ったのはたったの一度だけ。
親の顔なんて見たってしようがない。
おかしなもので、
そんなことをやる人は、
そんな顔をしている。
自分の意思が顔の中に、
そんな表情やパーツを探し当ててしまうんだろうか。
ときにはゴリ押しをしてまで。
それともその人は、そんな人生を送るうちに、
とうとうだれをもうなずかせる顔を作り上げていくのか。
開き直ってしまったのか。
「ケッ。悪そうな顔してるよなー」
テレビに映し出される殺人犯の写真を見てだれもがつぶやく。
「とても温厚で物静かな人でした」
顔をぼかされた近所の人のほとんどはマイクにこう
答える。
大きな音と振動と共に。
2人分の座席に足を広げて座ったおじさんは、
ほんとうにいやなやつなんだろうか。
それとも、
日ごろは温厚で物静かな人物なんだろうか。
そうして。
どうしてぼくは人の顔をのぞき見ることを禁じ得ないんだろう。
何がしかのメッセージを送るために。
たしかにそういうときもある。
それでも。
ほとんどの場合、ただ、単にのぞきたいんだ。
自分を納得させるために。
見かけって結構大事です。
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クリスマス・プレゼント
あらら。
忙しすぎたんだろうね。
消印の押し忘れ。
とはいっても手紙出さないもんな。
郵便屋さん。
ごくろうさま。
よいクリスマスをお迎え下さい。
そしてニュー・イヤーにむけ少しゆっくりと。
44セントのクリスマス・ギフトをありがとう。
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消印の押し忘れ。
とはいっても手紙出さないもんな。
郵便屋さん。
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よいクリスマスをお迎え下さい。
そしてニュー・イヤーにむけ少しゆっくりと。
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ドラえもんのひげを5本にする
他人のノート。
そうそう書き換えられるもんじゃない。
6本あるドラえもんのひげを、
8本にしたり、1本抜いたり。
なかなかむずかしい。
そこにあるのは6本のひげ。
こっそり覗いたわけじゃない。
それでも、あらゆる状況から。
あの材料から、こんなネタから。
6本であることがほぼ確実だ。
それでも、
3本に、12本にしようと。
もがき、そして苦しむ。
書き換えることのできるあらゆる可能性を探す。
チャンスを掘り起こす。
芽がないのなら苗を買ってくる。
ドラえもんのひげは6本ではいけないんだ。
太平洋のど真ん中で割り箸を掴むようなものであろうと。
砂漠で見つけたペットボトルに残る腐った数滴の水であろうとも。
後から考えると笑い話なのかも知れない。
いや、笑い話としか考えられないだろう、きっと。
それでも笑って過去をふりかえることができるなんて。
いいじゃないか。
10両編成の電車をとりあえずひとりで押してみる。
動くなんて思っちゃいない。
理論としては。
宙ぶらりんは落ちた。
髪の毛でこすった下敷き。
持ち上げたピンポン玉は机の上に落ち、
転がった。
止まった。
ゴツゴツした岩場じゃなくて。
ぬかるんだ湿原でもなく。
元あった場所へ転がり、ピタリと止まった。
まるでずっとそこから動かなかったみたいに。
印刷されたマークの位置までが同じだ。
ひげは5本だった。
取り越し苦労。
今となってはそんな言葉が浮かんでくる。
苦労は避ける性質だけれど、
取り越し苦労ならどれだけでもやる。
それは笑顔で終わるのだから。
クリスマスまであと3日。

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そうそう書き換えられるもんじゃない。
6本あるドラえもんのひげを、
8本にしたり、1本抜いたり。
なかなかむずかしい。
そこにあるのは6本のひげ。
こっそり覗いたわけじゃない。
それでも、あらゆる状況から。
あの材料から、こんなネタから。
6本であることがほぼ確実だ。
それでも、
3本に、12本にしようと。
もがき、そして苦しむ。
書き換えることのできるあらゆる可能性を探す。
チャンスを掘り起こす。
芽がないのなら苗を買ってくる。
ドラえもんのひげは6本ではいけないんだ。
太平洋のど真ん中で割り箸を掴むようなものであろうと。
砂漠で見つけたペットボトルに残る腐った数滴の水であろうとも。
後から考えると笑い話なのかも知れない。
いや、笑い話としか考えられないだろう、きっと。
それでも笑って過去をふりかえることができるなんて。
いいじゃないか。
10両編成の電車をとりあえずひとりで押してみる。
動くなんて思っちゃいない。
理論としては。
宙ぶらりんは落ちた。
髪の毛でこすった下敷き。
持ち上げたピンポン玉は机の上に落ち、
転がった。
止まった。
ゴツゴツした岩場じゃなくて。
ぬかるんだ湿原でもなく。
元あった場所へ転がり、ピタリと止まった。
まるでずっとそこから動かなかったみたいに。
印刷されたマークの位置までが同じだ。
ひげは5本だった。
取り越し苦労。
今となってはそんな言葉が浮かんでくる。
苦労は避ける性質だけれど、
取り越し苦労ならどれだけでもやる。
それは笑顔で終わるのだから。
クリスマスまであと3日。
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