文化的な生活と物価 | 生活保護で生活を立て直そう

生活保護で生活を立て直そう

こんにちは
数年前、家族で生活保護を受けていた朝子です

一部の不正受給者や心無い方々に
蔑まれている生活保護制度

なかなか聞けないことや
不安、気になってることを
元受給者で現在は低所得世帯の視点でお話しています

あなたの人生の補助になれば幸いです

こんにちわ
朝子です

昨日、物価の下落について
個人的に感じていた事をお話させていただきました

普段、生活保護の受給者は
半数が高齢者な為、年々受給者が増えるのは当たり前

そんな事をお話している訳ですが

昨日のお話をしながら
「あ、これ、高齢者だけの問題ではないな」

これまでも、頭の中では
「これが繋がってこれが要因でこことここがこうで、答えはこうかな?」
そう、数学人間ゆえでしょうかねw

頭で解っていても、上手く文字にできないのが朝子ですw


生活保護の受給者の約半数が高齢者で
その約6割が死亡により生活保護を抜けています

今後、この様な方が増える事は
誰の目にも明らかだと思っています

あ、単純な生活保護非難者の方には見えていないかもしれませんね

しかし、昨日の話のように
「物価が下がった」と、
高所得者や政治家の方々の目にだけ映る範囲で判断され続けると

低所得者、中所得者層の生活は苦しくなり

低所得者層は生活保護世帯より苦しい生活で
中所得者層は生活保護予備軍

低所得者層≦生活保護≦中所得者層=貧困世帯層

こんな式が出来上がるのではないか

記号、よく見てくださいね
「<」ではなく「≦」です

本来、中所得者層というのは、
生活保護世帯と同じになる(イコールになる)と言うのはありえません

しかし、「物価が下がった」と言う政府の考えと現実は違い
生活費は、数年前と比べて明らかに上がっていると思うのです

昨日のお話では抜けていましたが
水道光熱費、暖房費、ガソリンなど
エネルギーの値段は間違いなく高くなっています

私が免許を取り立ての約18年前は
レギュラー100円/㍑を超えることはありませんでした

現在はレギュラー約160円/㍑台が平均でしょうか?


考え出すときりが無いけど
政治家の方など、高所得者層がよく利用する飛行機
これは、昔より安くなったような話を聞きます

でも、生活の苦しい方は
あまり利用した事は無いのではないでしょうか?
若しくは、普段から頻繁に利用しないのではないでしょうか?

こんな貧しい方が利用しない物の「物価が下がった」から
「全体の物価が下がった」と政治家の方々は誤解している

昨日私が言いたかったのはこれなんです
1日たってやっと表現できましたw


[数年前の文化的な生活と現在の文化的な生活を同じでは無い]

先ほどのガソリンのお話
16年前、車が「一家に一台」の時代になりました

現在はガソリンの値上がりなどで微妙かもしれませんが
「一家に2台以上」の家庭は多いと思います

ご主人で1台、奥様で1台だったり
ご主人と奥さんで1台、子供で1台など

これはTVなどもそうではないでしょうか?
20年前はリビングにあるTVを家族で取り合っていたけれど

現在は、子供部屋に1台づつ、なんてご家庭も増えていますよね

携帯電話もそうですね
一人1台~2台の時代になってきています

昔より増えた家電製品
家庭での電気の消費量も、自然と上がっています
電気代も、原発事故の前から、徐々に上がっていました

20年前の一般的な家庭の電気の使用料と
現在の一般的な家庭の電気の使用料はまったく違うと思います

ガスも…そうですね

女のお子さんが居ない方ではご存じないかもしれませんが
今時の中学生以上の女の子は、毎朝シャワーを浴びます

朝風呂ってやつです

みんながみんなではないですが
多くの女の子は夜も入って朝も入るか、朝入るらしいです

夜だけだと、寝癖が酷いそうです
で、ドライヤーも毎日使う

ちなみに、朝子は高校の頃からドライヤーが面倒(髪が長いんです)で
冬でも自然乾燥派(朝風呂しても)

娘がドライヤーを毎日使う姿が不思議でしたが
他のお母さん達に聞くと、みんなそうらしいです

ま、ドライヤーは普通
男の子も女の子も使うものなのかもしれませんけどね
風引いちゃいますものね

しかし、私がそんなだから
うちの子達は風呂上りにドライヤーなんて使った事ありません

小さいうちはすぐ乾くと思って、よく拭いて放置ですw

そんな家庭で育った長女ですが
中学に入ったくらいからドライヤーは毎朝使います

今の子はおしゃれさんなんですね

は!
ドライヤー1個で長々すみません

とにかくですね、文化的な生活は時代とともに変化している

そう言いたいんです

それに伴い
最低限の生活に必要な費用と言うのは
自然と上がる

「節約できない生活費」の値段は
私は、絶対高くなっていると思っています


基本的な生活費が上がっているのに
賃金の上がり具合は生活費の上がり具合と同じではありません

むしろ後退している家庭もあるでしょう

そして、生活保護費を下げて
一般の方々の公的扶助費
(乳幼児医療補助券とか給食費の補助費とか年金とかね)
もあわせて下げて

いくら中所得世帯と言われていたって
楽な生活はしていません

そこで、今回の様な締め付けは
生活保護の世帯を増やす行為に繋がるとも思います

本当に、何を考えているのやら…


「文化的な生活」をきちんと見据える事は
生活保護費の正しい算出に繋がるだけではなく

生活保護予備軍の方々を減らす行為になるのではないか

朝子はその様に考えるので
政府の考え方は、いまいち理解できません