大雪からも、学ぶ事の有る生活保護の必要性 | 生活保護で生活を立て直そう

生活保護で生活を立て直そう

こんにちは
数年前、家族で生活保護を受けていた朝子です

一部の不正受給者や心無い方々に
蔑まれている生活保護制度

なかなか聞けないことや
不安、気になってることを
元受給者で現在は低所得世帯の視点でお話しています

あなたの人生の補助になれば幸いです

こんにちわ
朝子です

先々週末と先週末と
関東では例年に無い大雪となりました
46年ぶりの史上最多の大雪だそうですね

この為
各ライフラインが大混乱となりました

特に、交通網の混乱は
ライフラインの混乱に、大きな影響を与えました

スーパーなどからは食品が消えて
「こんな事は東日本大震災以来」
そうコメントする方もいます

自然の力は予測不可能ですね

普段からも、想定していないほどの大雪
「どうせそんなに降るわけない」
「どうせそんなに積もるわけがない」

関東の方のほとんどがそう思っていたに違い有りません

これって、なんだか生活保護にも似ていませんか?


「会社を首になるわけない」
「仕事に就けなくなるわけない」
「病気になるわけない」
「病気だからって働けなくなるわけがない」
「働いてさえいれば、食べていけなくなるわけがない」

…「~なるわけない」

どこにそんな保障があるのでしょうか?

何億も貯金のある大手企業の社長さんだって
突然今日からホームレス、なんて事だってあるんです

油断大敵
備えていてもどうにもならない事もあります


生活保護への税金投入は
その「予測不可能な個人の救済」の為の
備えの一つだとは思いませんか?

「税金は国民の為に使う物」
そう考えれば、福祉を手厚くすると言う事は
税金を私達国民の為に使っている事になりませんか?

今、現在
苦しくも生活保護でない方々の中で
望んでいるのに受給させていないと言う対応は

「国民の為に税金を使おうとしていない」と言う事と
同じではないかな?
朝子はそんな風に思っています


今回の大雪で
更に学ぶべき事はまだあります

大雪の予報が出て
「通勤大変だな」「買い物行けなくなるな」
「寒くなるな」「雪かき大変だな」

その様な、自分の身近な事ばかりに目を向けがちですが
自分の努力ではどうにもならない事もありましたよね

「買い物に行けなくなる」
では、頑張って買い物に行ったとしましょう
スーパーでは、交通網の混乱だったり
工場に従業員が雪の為出社できなくて、製造できなかったりで
棚に食品が並んでいません

買い物に行ったけれど、
物が無ければお金があっても買えません

「通勤大変だな」
歩いていける距離に会社がある方は
数時間前に家を出れば何とかなるかもしれませんが

バスも電車も止まって
仕方ないから歩くと言っても、
歩きで普段5時間以上かかるなら、雪道ではもっとかかりますよね

せっかく歩いても
天候が悪化して、都会なのに遭難したり
雪で道が寸断されていたら、
会社にたどり着けません


起きるまで、考えもしなかった方も少なくないのではないでしょうか?

雪国での生活を経験されている方は
その経験で、そこまで予測が立つかもしれません

しかし、経験の無い関東の方は
本当に混乱したと思います

これらは、自分の努力ではどうにもならないと思うのです
そんな時どうするか

雪に関しては
普段からの経験者は、
更にその先を予測しているかもしれませんけど

生活保護のように

「明日、突然働けなくなったら」
「明日、突然大きな後遺症の残る怪我をしたら」

これらは人生で何度も繰り返すものではないですよね?

だから、そうなった時
何をしなくてはいけないか
何ができるのか

解っていない方の方が多いと思うのです

予測不可能な事は起きます
だって、私達はただの生き物ですから


今回の雪は
いろんな学びが有ったように感じています