厳しい状況下だが、「3つのC」を実行して勝ち残っていこう。

【チェンジ】
意識改革、業務改善改革、業種転換など。
【チャレンジ】
仕事を創造する、クリエイションする、新しいものを造り出すなど、
前向きに勇気を持って挑戦すること。
【チャンス】
今こそピンチをチャンス到来と思っていろいろなことに「熱い思い」「情熱」を持って仕事に取り組んで結果(成果)を出すこと。

 この厳しい状況下では、商売もそこで働く人も、変化に対応しなければ結果(成果)を出すことができず勝ち残れない。商売発展のコツは「人づくり」「物づくり」である。「人づくり」が「物つくり」につながり、「人づくり」が商売発展のテーマである。

 「トップ」「幹部」「社員」「そこで働く人」全員が危機感を持って「人づくり」「物づくり」について意識改革をしている会社は存続し、そうでない会社は存続できない。では、存続できる具体的な行動計画の基本とは何であろうか? 

 それは、全員が自分自身を磨き上げ、レベルアップしていくことである。
 厳しい時代にこそ、ビジネスチャンスととらえて前向きに行動することである。

 「サービスの仕方」「仕事ぶり」は、今まで以上にベストな方向にチェンジしなければ、結果(成果)は出せない。「仕事を創造する」「クリエイション」「新しいスタイル」を創り上げてこそ、それが達成できるのである。それが自分自身の自信となって、ベストな方向に向かってゆくのである。

 顧客から見て「今日の満足」は、明日は「当たり前」になる。「明日の満足」のために常にプラスオン(付加)したものがあって初めて、顧客の満足度は持続してゆくのである。そのためには、日々のレベルアップと改善を休めないことである。こうしたことを全員が実行することにより、会社のロイヤリティ(継続的利用)を造り上げることができる。

 最後に皆様にお伝えしたいことは、「人との出会い」「人とのつながり」を大切にして、「いつも感謝の気持ち」を持って、「熱い思い」「情熱」で仕事に取り組む姿勢があれば、必ず最高の結果(成果)が得られるということである。皆様も自信を持って前向きな「チャレンジ」を実行していただきたい。

 人生は長くて短いものである。「やるも一生」「やらぬも一生」、一度の人生を「やり通して」皆様の給料がアップされ、会社が発展することを心より願っている。

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 特定の好調な大企業以外は大変厳しい状況であるので、あらゆる変化に対応するには、景気回復を期待するよりも自力で限りなく改善・改革を進めていかなければ勝ち残れない。今まで以上に深堀りした業務改善・改革をすることで企業の体質を変えていき、成果(結果)を出していくことが重要な課題である。

 その体質転換の具体的方法としては、下記のことが考えられる。
 

1.トップのリーダーシップ
トップが先頭に立って取り組むこと、そして幹部と部下も動かすこと。
 

2.好調な得意先の開拓
特にトップセールスを実行、エリアの拡大、人脈による紹介などを積極的に展開すること。
 

3.今後成長するビジネス(CEE)への関連付けやシフト
  C:ケアビジネス・介護、福祉など   
  E:IT(インターネット)ビジネス 
  E:エコ(環境)ビジネス 

 

4.売上アップや効率化、および3M(ムダ・ムリ・ムラ)の削減
新規設備投資や改造、大修繕を検討し、実行すること。
 

5.変動費(材料費、燃料費、消耗品費、その他)の思い切った可能な限りの削減
 

6.固定費(人件費、交通費、交際費、福利厚生費)の思い切った可能な限りの削減
※人件費の見直し 残業代削減、業績に応じた賞与
 

7.販売促進による売上アップ
広告やホームページ等による広告活動、営業マンによるセールスを活発にすること。 
※特に自社の特化(差別化)したものをアピールすることが大切である。
 

8.付加価値のアップなどを全力で進める
自社の特化したものを売り物にして営業力を発揮すること。
 

9.人づくり、物づくり、仕事づくりを積極的に進める
社内研修やミーティングの回数を増やして実りあるものにつなげること。
優秀な人材の確保などにより、人づくり、物づくり、仕事づくりを進め、成果(結果)につなげること。
 

10.その他
ほかにも成果(結果)が出ると思われる策があれば、積極的に進めること。

 

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 私はつねづね、「創造する」「クリエイションする」「新しいものを造り出す」ことを皆様にお話しておりますが、そのような事例を経験することができました。
 

 出身地である徳島の山間部に帰省したのですが、その際に中学時代の友人と久しぶりに再会して、政治、経済、仕事等に関してお互いに熱い思いを語ることができました。

 友人は、田舎でも大規模な土建業、主に道路建設を長年やり続けてきましたが、ここへ来て国の予算の関係で道路予算が縮小され仕事の激減が見込まれるため、勇気を持って仕事をチェンジして、生き残りを図ることとなりました。

 彼はいろいろな情報、資料を集め、現場見学をし、専門家の意見をいろいろと聞いた末に、「これからの日本は自給率のアップが重要であり、農業の重要性が増す、また食の安全確保も重要である」と考え、「無農薬」「無殺虫剤」でバイオ技術を生かしたシイタケ作りを始めることとなりました。
 

 現場を見せてもらいましたが、驚くことばかりでした。私の概念では、シイタケというのは木に菌を植え付けて生育させるものとばかり思っていましたが、広大な農地の中に鉄骨造りのハウスが6棟建っており、木ではなく菌床栽培(無数のビニール袋に木のチップなどを入れた土壌)で菌を生育させてシイタケを栽培させる方法でありました。

 すなわちバイオ(生物工学)を活用したもので、その土壌からかわいらしいシイタケの芽が出ており、これが立派なシイタケになるとの説明でした。
 

 「これを近畿、特に大阪市場に売り込みたい。安全性を重視した『無農薬』『無殺虫剤』を前面に押し出し、さらに改良を重ねて『シイタケのブランド品』を完成させたい」と語る友人。仕事を完全にチェンジした彼の勇気と熱意に感動致しました。
 
 私も大阪で税理士業を永年やり続けており、「人づくり」「モノづくり」には特に関心を持っておりますので、この友人の熱意に少しでも役に立てればと思い、顧問先の社長様に友人を紹介し、そのつてで卸売市場と大手スーパーを紹介してもらいました。
 

 その後の友人の現況は、シイタケ造りにかける執念・熱意で失敗を繰り返しながらも、見事に生育に成功し、今やこの卸売市場や大手スーパーからも「他社のシイタケより肉厚で歯応えが優れている」との評価を受けました。

 このシイタケは順調に生産が進み、ブランド品の出荷を大阪、京都、奈良など近畿地方にコンスタントに実現できるようになり、市場の評価も高く、販売は見事に軌道に乗りました。
 この報告を友人から受けた時、私は心からその努力を称賛しました。
 

 ここで私が最も感じたことは、「人との出会い」「人とのつながり」を大切にして「いつも感謝」の気持ちを持って「熱い思い」「情熱」を持って仕事に取り組む姿勢の大切さです。

 そしてこの友人の勇気と熱意にこれからもエールを送り続けます。

 今までの経験や苦労を生かして、おいしいシイタケのブランド品創りに専念して必ず消費者をさらに満足させて下さると確信しております。
 

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 私は徳島の吉野川の上流である穴吹川の奥深き自然環境のもとで生まれ育った。山々や森林あるいは渓谷をのびのびとかけずりまわり、身体には切り傷や打ち身など生傷が絶えなかったが、そんな痛みをものともせず毎日楽しく同級生などと遊び回ったことが昨日のように思い出される。

 今しみじみ思うことは、大自然の中で生まれ育ったことが私にとっては、いろいろなことで心身ともに鍛えられたことであり、そのことに感謝している。

 小学校や中学校の通学は、登り下りの大変厳しい山道を徒歩で往復1時間40分くらいもかけて同級生たちと時には一人で通ったこともあった。また、町までの買い物や農業の手伝いなども同じく厳しい山道の往復が日常生活であった。
 いつも汗だくで辛い思いもしたが、それにもまして目に映る豊かな自然環境のもとで四季を感じながら同級生たちと共に通学や遊びで、また両親や祖父母と一緒に農業の手伝いなどで粘り強さや根性が少しずつ芽生えていった。
 

 また春から夏にかけて、学校の休みの間には穴吹川の渓谷で上級生たちに「アマゴ取り」を教わった。
 「アマゴ」というのは清流に生息する赤黒の斑点のあるサケ科の魚で、大きいものは20cmから30cmにもなる。私は岩の間に潜んでいるこのアマゴを、川に潜って、鋸や「テッポウ」と呼ばれる太い針金と竹や太いゴムで作った特製の捕獲道具を使って仕留めた。
 採った魚は川原でたき火をして塩焼きにして食べたが、その美味かったことは今でも時々思い出す。

 この「アマゴ」は渓谷の奥深き清流に大物が生息しているので、これを採るためには岩場をまるでサルのように飛び渡っていく必要があった。時には足場を踏み外して生傷を負ったりしたが、段々にうまく飛び渡るコツを覚えていくと、足などの生傷は少なくなっていった。

 このような暮らしに明け暮れながら、大自然の中でいろいろなことを体験した。水泳や潜水、捕獲道具作りなどの知恵が自然と身に付いた。自然の中の遊びなどで、行動力、忍耐力、集中力、判断力、筋力、自立心、独立心など、あらゆる力や心が「自然環境で培われたものであった。

 更に高等学校に入学して下宿生活が始まったが、遠方までの自転車通学で、往復2時間余りもかかった。
 2年間野球部で活動したが、これで心身ともに鍛えられた。

 夏休みには、家業のタバコ作りの手伝いのため実家に帰った。黄色く色づいた葉タバコを母家の庭先に並べていく作業は、積み重ねた15kgもの束を、段々畑の下からの通り道をかついで一気にかけ上がり、それを何往復もする辛いものであったが、「野球の足腰トレーニングになるぞ」と思えば、私には何の苦にもならなかった。
 

 ここまで、私が生まれ育ってきた時のたわいない経験を長々と書き綴ってきたが、読んで下さる皆様方にお伝えしたいことは、人は生まれていろいろな環境の中で育っていくのであるが、私の場合は生まれた時から大自然の中でのびのびと自然と一体になり、いろいろな体験をしつつ四季を敏感に感じ取ることができ、これによって自然の美しさ、豊かさ、怖さなどを知りつくし、上述のあらゆる力や心が培われたということである。
 そのことが根強く今でも心の奥底にひそんでおり、仕事や勉強などに役立っていることは確かなことである。

 標題である「自然環境で体験して培われたもの」をこれからも大切に持ち続けることを心に誓い、育ててくれた両親や祖父母に感謝し田舎の大自然に感謝し、毎日早朝ジョギングの後にマンションのベランダに出て、徳島の方角に向かって合掌している。
 

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 仕事や人生で迷った時には、「自然から学ぶ」ことが多くある。

 私は徳島の剣山の麓で奥山深き自然と共に生まれ育った。高等学校を卒業するまで、父母・祖父母と一緒に暮らして通学と農業の手伝いを両立しながら、春夏秋冬のめぐるごとに野山や川を駆けずりまわった。

 春には山桜、山つつじ、菜の花、れんげ草などが鮮やかに咲き誇り、小鳥のさえずりや川のせせらぎの調和が実に見事であった。
 夏には見渡す限り山々が深緑でおおわれて蝉の鳴く声が賑やかで、私は厳しい暑さも何のその、川で水泳や魚とりに夢中であった。
 秋には田、畑での農作物の収穫や山々の紅葉がこれまた鮮やかに色づき、心をなごませてくれた。
 冬には山間地特有の厳しい冷え込みであったが、山は一面の雪化粧で別世界にいるような美しさであり、竹スキーなどで遊んだ。

 このように四季を思う存分に感じ取ることができ、そのような自然環境で生まれ、育ててくれた自然と父母・祖父母に感謝している。

 今は都会暮らしに慣れたが、今でも時々田舎に帰った時には、自然と触れあって「自然から学ぶ」ことの大切さを今更ながら強く感じ取っている。

 最近読んでいる書物「人生を照らす禅の言葉」(横田南嶺著(臨済宗円覚寺派管長))の中にこんな歌が引用されていた。
 

あれを見よ
深山(みやま)の桜 咲きにけり
真心尽くせ 人知らずとも
 

 この歌は私の心に染み入った。
 「誰も見ていなくても、あの桜のように一生懸命に生きて、修行を積み重ねていきなさい」と諭してくれているのだと私は解釈している。

 すなわち「人が見てようが見ていまいが、与えられた人生を命ある限り真の心で前へ前へと進んでいき、修行を積み重ねて悟りを開くことが人生ですよ」との教えであると私は思って、今日も自問自答しながら今を頑張って生きている。

 

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 「根気強さ」は何事についても要求される資質である。
 「根気」とは物事をやり続ける気力であり、「気力」とは成し遂げようとする精神の力あるいは心身の盛んな活動力または活気、元気を言う。
 「根気」「気力」「精神の力」「活動力」「活気」「元気」などはいずれも、人間の心の奥底から湧水のごとく勢いよく吹き出し続けることで成果(結果)につながるのである。
 

 湧水というと思い出したことがある。私の中学校時代、野山を同級生の友人とのびのびと駆け回っていた時に、谷間の近くの野原にある岩石の下で湧水が勢いよく噴き出して小さな泉をつくっていたことがあった。その湧水を飲んでみた時、思いがけず非常に冷たくて美味しかったことが忘れられない。その時に強く感じたのは、自然界の不思議さ、偉大さ、すばらしさであった。
 

 あれから社会人となり、半世紀をはるかに超える時間が過ぎてから、今、あの湧水を思い出して思うことは、「私はあの湧水のように勢いよく税理士業務に専念して、根気強さを発揮して心の奥底から誠心誠意を尽くしきることができたのか」という自問自答する機会を与えてくれたことへの感謝である。

 「根気強さ」は税理士業務に限らず何事に関しても大切であることは確かである。仕事や勉強あるいはその他いろいろな面での根気強さを常に継続して物事をやり続けることで、湧水のごとく「知恵出し」「創造」「開発」「目標達成」などにつながり、それらを達成した者だけに分かる「達成感」「満足感」「心の安らぎ」を覚えることができる。
 そして人は更に成長していくことができるのである。
 

 今や標題の「根気強さ」は貧弱化しつつあると言われているが、大事なことは小さい時から両親や学校の先生方が「根気強さ」「勇気」「優しさ」「厳しさ」などを躾や教育指導として実行されて夢や目標を持てる人に育てることであり、自立させ独立させて社会人として送り出すのが両親や先生方の義務であり責任であると私は思う。

 私もこれからも上述のことを実行しながら、「修行を積み重ねる」必要性を強く自覚して、一歩一歩前に進んでいきたい。


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 我を忘れて何事にも打ち込むことのできる人は、急速な成長や発展につながる。
 そういう経験は誰もがしてきたと思われるが、私にもそんな時代があった。

 

 私が若かりし頃に税理士試験にチャレンジし始めた時は、本当に寝食を忘れて会計学や税務六法または法人税法などの基本書物を何度も何度も繰り返して熟読や重読をして、身に染み込ませた。さらに毎月発刊される実務書(「税経セミナー」と「会計人コース」)や試験問題集を買い込んで、独学で我を忘れて無心で打ち込んだ。
 

 最初のうちは、辛い、苦しいといった気持ちや孤独をひしひしと感じた。しかし、勉学を続けるうちに段々と書物に書いてある内容などの理解や納得ができるようになり、試験問題集も何とかこなしていけるようになると、明るい出口というか日差しがさしてきて、先が見えてくるようになった。そこから更にモチベーションが一気に上昇して、確かな手応えが感じられるようになった。
 

 そこまでくると、いっそう寝食を忘れて「無心で打ち込む」ことが何の苦痛もなくなった。集中力、忍耐力、思考力、暗記力、継続力などあらゆる力がレベルアップしてくるのが自分自身で分かるようになり、継続して鍛え続けた結果、実力が確実についたのであった。

 そして真夏の8月初旬の酷暑のさなか、当時はエアコンもない某大学の大教室で税理士試験が行われた。熱気や湿度と戦いながら闘志と執念をむき出しにして必死に試験問題に食らいついた結果、めでたく科目合格できた。その翌年も続けて科目合格ができ、「無心で打ち込む」大切さを知り、その感覚や手応えを身を持って体験した。
 

 私にとってはその頃が最もいろいろな力がつき成長できた期間であり、そのことが後々の仕事につながった。どの程度頑張ることで成果(結果)につながるのか、その感覚も身に付けることができた。働きながら学んで、その後は夜間の大学と大学院に進み、自分自身を鍛えながら税理士試験に合格を果たし、今でもそのことを肝に銘じて修行を積み重ねている。
 

 いずれにしても、何事にも我を忘れて「無心で打ち込む」ことは、人が成長する、発展する、進化する、そして成果(結果)を出し続けるために必要不可欠なことである。

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 私が関与先であるK会社の民事再生法に基づく企業再生計画に初めて取り組んだ経験談をお話ししたいと思います。

 

 ある日突然、K会社のS社長から「谷川先生に重要な相談がある」と電話で本社に呼び出されて、出向いて行くとS社長からこんな言葉を耳にした。
 「当社は宅地造成事業に行き詰って、先行きが危ない状況になってきた。生き残る方法を考えて欲しい」との発言であった。

 私も以前からK会社の財務状態は宅地造成が遅延したため悪化しているのは把握していたので、これはS社長の最後の決断であると私は判断した。顧問弁護士に相談するために同行し、担当弁護士2名と詳しく打合せの結果、民事再生法に基づく企業再生で生き残りをかける方法を選択したのであった。

 私にとっては未知への挑戦であるこの仕事で最初に取りかかったことは、K会社の資産・負債の実態調査のためS社長から聞き取りや必要資料収集と整理を行い、一つ一つの債権や債務及び担保状況を調査して一覧表にまとめ上げて過剰債務改善(不動産、株式、会員権売却など)と経営改善(不採算事業の撤退、不採算店舗の廃止、人員整理、人件費削減など)を基にして、顧問弁護士との詳細かつ綿密な打合せを実行しながら、再生計画案を策定することであった。
 
 顧問弁護士の方から裁判所への民事再生手続開始の申立てにより再生手続開始決定が承認され、再生債権の届出、調査、確定など必要な手続が行われた。

 それに並行して私は担当弁護士と打合せしながら再生計画案と再生収支計画書、資金繰り計画書(短期、長期)などを作成した。
実に6ケ月にも及ぶ作業であった。

 その後裁判所に再生計画案などを提出して債権者集会によりその案は可決され、そしてその可決された再生計画案は裁判所の認可を受け、それに基づきK会社のS社長や幹部社員と私や顧問弁護士とで一致協力して遂行しながら再生手続の終結に至ったのである。

 それらは私にとっては初めての体験で、大変苦しい思いをしたが、今はこの案件に勇気を持って挑戦して良かったと思っている。
 現在はK会社は見事に再生して生き残り、S社長も退任され長男が社長として立派に会社を引き継がれている。
 

 本案件に関して私が最も皆様にお伝えしたいことは、仕事などに関してまだやったことのない未知の事案が発生しても、尻込みしないで果敢に挑戦していって苦労することの大切さを知り、それらを経験して達成感を味わい、自信につなげて一回りも二回りも大きく成長できるということである。
 それが将来いろいろな面で生きて成果(結果)を出し続けられるのである。
       

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 近年、健康管理への意識が高まり、多くの人が改善に取り組んでいる。何をするにしても健康であり続けることは重要である。

 仕事や勉強あるいは私生活において、いろいろなことで悩みや苦しみを抱えてストレスや病気につながるケースが多くなっている。人生を有意義に送るためにも健康にはいつもいつでも注意して、ベストな体調でいろいろなことにチャレンジできるようにすることは大事である。

 人は病気になって初めて健康の大切さを思い知って健康のありがたさを再認識して強く反省して健康管理に注意を払うようになってくるのであるが、問題はそれを継続できるかどうかである。三日坊主にならないように、いろいろな「健康管理を継続する」に取り組み、成果(結果)につながるようにすることが大切である。
 

 そのために、健康管理は日々の生活から発生するストレスや病気などを防止する方法を考えて積極的に取り組んでいく必要がある。特に適度の運動やバランスの良い食生活、良質の睡眠あるいは快便などを日頃から意識して、日々の体調を整えることができるようにしなければならない。

 健康管理のために、最近特に注目され話題となっているのは「良質の睡眠」である。
 朝に太陽光を浴びることにより体内で「メラトニン」という物質が生成され、寝つきを良くして熟睡できるようになり、睡眠不足が解消される。このことによって脳の「前頭葉」や「海馬」と呼ばれる部分の活性化につながり、記憶や判断あるいは決断する働きがアップできるとのことである。
 また寝具でも快眠を促す効果があるので、その人に合った寝具や健康器具を使うことが見直されブームになっている。

 また、身体の活性化のためのサプリメントも続々と登場して各メーカーの売れ行きも好調である。

 それから、最近の医学の発達は目覚ましいので、定期的な健康診断を積極的に受診して、病気の早期発見で完治する、あるいは病気を最小限に食い止めるように心掛けることも重要である。
 

 すなわち、標題の「健康管理を継続する」ことで体調を整えて日々ベストを尽くすことが、有意義な人生を送る上でも必要不可欠となってくるのである。

 

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