青樹庵です。
政治家と運命について書いてみます。
今日の所信演説にしても、最近の安倍さんには勢いが有りますね。
わたしは、あまり人の星を出して、どうのこうのと云うのは好きではありません。
関心は大いにありますよ。
政治家と云えども運勢通りになっているのは怖いくらいです。
安倍さんが前の総理になった時は、
星を出して弟子たちには 「これはダメ」 と例題として説明していました。
1年で退きましたが、あれは正解でした。
無理して頑張ったら、国が危うくなったはずです。
実際に自民党は崩れましたからね。
いまはその運気を抜けて新しい星まわりになりました。
フシギとそういうことになるもんです。
野田さんが総理になった時は 「日本の国が壊れるかも」
安倍さんの時よりも、もっと心配していました。
出発の時が 「悪いというより危険の暗示」 が有りました。
運勢通りに民主党が壊れましたが、国が壊れなくて幸いでした。
さて、政治家が居たとして、
その人の能力が有るか無いかよりも、価値を決定する条件は 『時代と社会』 です。
時代が 『平和期』 なのか 『動乱期』 なのか。
野田さんのような実務型の人は、むしろ 『平和期』 に評価されるタイプでしょう。
いまのような、伸るか反るかの 『動乱期』 には、理性の有る攻撃型のリーダーが活躍します。
安倍さんのように 「経済の活性化」 を叫んで
日本銀行を巻き込んでガンガン飛ばす。
重病人に必要なのはカンフル注射です。
先ずは経済強国にして、軍事力を強くして他国から一目置かれるようにする。
安倍さんは、星まわりから見ると、
確か去年から 「ものの考えかた」 がからりと変わりました。
期待します。
どこかの党首が 「所信演説で、東北再建に言及がなかった」 と批判していましたが、
経済が復興しなければ再建はできません。
野田政権は 「復興」 とか、守り型だったから失敗したと思います。
守りはね、平和期に必要なんです。
てなことで、人の動きは運命に左右されるものだと改めて思ったもので。
青樹でした