青樹庵です。
人間のおもしろいところは、
他人のことは見えるが自分のことは見えていないことでしょうか。
よく「執着するな」と云いますが、
よほどの徳を積んだ人でないかぎり、何かしらの欲望や執着は持っていると思います。
「いや、わたしは欲望などは無い。淡々と暮らしたいだけだ」と云う人も居ますが、
「淡々と暮らす」ことへの執着が有るわけです。
わたしなども「過不足が無ければそれが幸せ」と思う1人ですが、
「過不足ない暮らし」って、よくよく考えると相当欲深い願望です。
「楽しければ他に望まない」たって、
楽しい暮らしをするって、実際に出来たら云うことないわけで。
高齢者に共通する言葉は「人に迷惑を掛けないで生きたい。それだけで、他に欲はない」です。
迷惑を掛けないためには、健康であり、或る程度の生活力が有り、精神力が必要です。
健康を維持するには?
生活力を持つためには?
精神力を鍛えるには?
欲が無いどころかすごい欲望と執着ですよね。
で、何が云いたいかと云えば、
強すぎない欲望と執着は生きるための活力だ。ということです。
聖人じゃないんだから、
それで良いんじゃないかな。
わたしも健康と楽しい日々のために、
こうしてブログ記事に頭をひねっています(笑)
青樹でした
出世するコツ教えます