青樹庵です。
コメント返しで「賢明」と書くつもりが、変換したら「鶏鳴」と出ました。
お、記事ネタになる(笑)
鶏が鳴くということわざには、「好機到来の知らせ」 「勇気が持てた」とか「希望が出てきた」という良い解釈が多いですね。
「鶏鳴時を告げる」という漢詩が有ったと思うのですが、
漢詩ではないですが、昔、中国で孟嘗君という人がニワトリの鳴き声で助けられたというお話しが有ります。
昔の中国では「鶏の鳴き声とともに関所の門を開く」規則が有ったんですね。
秦王の追っ手が迫るという危地で、関所が開いて逃げられたわけです。
日本にも「鶏の鳴き声で天岩戸が開かれた」という古記になぞらえて、ご神事が行われているところが有ります。
午前零時の時が告げられると同時に鶏(にわとり)の鳴き声で新年を迎える行事で、
天岩戸(あまのいわと)に隠れた
天照大神(あまてらすおおみかみ)を呼び戻すために鶏の鳴き声で誘い出し、
再びこの世に太陽が輝いたという故事を
瀬戸神社で継承している神事です。
新年の年男が本殿に向かい「コ、コ、コ、コ、コ、コケッコォー」と高らかに叫び、
続いて外に向かって「コ、コ、コ、コ、コ、コケッコォー」と叫びます。
参拝者は「コケコッコウー」と答えます。
横浜の金沢八景駅近くの瀬戸神社で行われている新年の行事です。
年男年女の方は行ってみてはいかがですか。
青樹でした
自信とうぬぼれ