前回の参議院選挙の結果で
「比例区は、定数50では、有権者は個人を選べない」
https://ameblo.jp/seiji200601/entry-12528934782.html
と分析したが今回も同じでした。
2022年参議院比例選 選挙結果
一番多く票を獲得したのは、人気漫画「ラブひな」作者赤松健氏で53万票ですが、全体の1.0% 自民党が獲得した票の2.9%と非常に少ないです。
有名人で話題になる、ユーチューバの東谷義和(ガーシー)氏も全体の0.3% 党が獲得した票の22.9%
タレントの水道橋博士氏は全体の0.2% 党が獲得した票の5.1%です。
党首並みの政治家、辻元清美氏や福島瑞穂氏でも全体の0.8%と0.4% 党が獲得した票の6.3%と17.2%しか獲得できていません。
上に記載した方以外の当選者はそれより少ない票で当選しているわけです。
参議院の比例選は定員50名なので、2%の得票があれば確実に当選できるわけですが、各候補の得票はそれに比べ非常に少なくても当選できています。
つまり、一部の有権者の意見で当落が決まる 最低最悪級の選挙制度です。
定数50名で比例選挙を行うなら拘束名簿式比例選挙制度とするか、オーストラリアで採用している政党が推薦順名簿を示す方式の単記移譲式投票を採用すべきです。
しかし、より良い参議院の選挙制度は、中選挙区単記移譲式です。これは、通常日本人が考える、中選挙区制度とは異なります。
早急な解決を望みます。
https://ameblo.jp/seiji200601/entry-12505280890.html