ある日突然かかってくる、スカウト電話 その2 | 生保 業界 への 転職

生保 業界 への 転職

生命保険業界への転職でお悩みの方のために、生命保険業界歴12年あまりの私が赤裸々告白。生保営業への転職はアリかナシか?そんな疑問に答えます。

$生保 業界 への 転職

こんにちは。
生保営業歴12年の辰蔵です。

もし、あなたが人並みに仕事で評価される方であれば、ある日突然、保険会社から電話が入ります。

特に、金融業界、旅行業界、住宅業界、不動産業界、流通業界あたりにお勤めの方は、より一層その確率が上昇します。

生命保険業界は、先の記事の通り、離職率が高い一方、規模の論理がはたらく業界のため、基本的には拡大路線をとっています。

したがって、慢性的な人手不足です。



生命保険業界では、営業所という単位で営業マンを管理します。
そして、その営業所の主である営業所長というのは、採用が主な仕事です。

したがって、営業所長は新たな営業マンを採用に奔走し、かつ、離職しないでも済むように営業マンを管理しています。

しかし、やはり一定数は退職をしていきますので、採用は常にして行かないと営業所がおとりつぶしになってしまったり、営業所長の職を追われることになります。

そうならないために、常に採用。

では、そのプロセスはどんなものかというと、基本的には紹介です。
知り合った人から、「優秀な営業マンを知りませんか?」と質問します。

その方が、誰かを紹介します。その人に、営業所長は電話を入れます。これが、突然かかってくるスカウト電話の正体です。

以前は、人材会社のリストから電話をかけるということも行われていましたが、個人情報保護法により、少なくなっています。

一方で増えてきたのが、やはり人材会社に登録している人へのスカウトメールやセミナー集客によるものです。

こちらは、どこかの人材紹介サービスにでも登録してみると分かります。
高離職率業界からのメールがワンサカ来ますよ。

ここでは社名は書きませんがw

更に、中には、デパートや転職展のようなイベントに行っては、名刺交換や名刺を受け取り、それを元に電話をするというような方法もあります。

つまり、個人情報保護法にかからない方法で手に入れたリストに従って、半無差別に電話をかけている状態です。




保険会社からのスカウト電話は、ヘッドハンティングというような感じより、勧誘と思っておいたほうがよいかと思います。

勘違いは無用です。
しかし、このような事実は、生保業界への転職を否定する理由にはなりません。はっきり言うと、このような情報を見ただけで「何だ、そういうことか」と諦める程度の意思や意欲しかない人は、転職しても生き残れません。

それだけ、相応の能力がないと生き残れないレベルがある世界ということも知っておいてくださいね!