前回「三」を書きましたので・・・

「四」と行きたいところですが、「四」のお話ではありません。

一時間前に、卵のサンドイッチを作りました。切れないナイフで２等分にしたところ、マヨネーズであえた卵が外側にはみ出てしまいました。でも、手についた卵を舐めながら食べたサンドイッチもおつな物です。

書も同じですね。紙からはみ出た線が悪いと思いますか？何かワクワクするような躍動感がそこに感じられませんか？紙から出ようが墨が飛ばされようが、人の顔にはねようがそんな事関係ないです。書ってそんな自由奔放な芸術なのですね。

サンドイッチ、もう少しマヨネーズを控えれば良かった・・・。失敗。

私の作品です

「一」 を３つ書くと「三」になります。

「三」は「天」「地」「人」を表します。

人が生きていくには、天と地の力が必要ですね。

人間は、小さいものです。私も小さい人間です。

でも、力はとてつもなく大きいものだと信じたいです。

いよいよ始まりですね。

やっと、自分が培ってきた芸術を、楽しく皆さんに語れる日が来ました。

さあ、何から話しましょうか。

まず、私の書からお話しましょう。

全ては、「一」より始まります。

「一」を書くことは本当に難しいものです。

「一」を心から感動できる書に表現できれば何もいりません。この美しい書の世界を皆様と一緒に分かち合える幸せを今深く感じています。