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2018年07月18日(水) 14時44分05秒

祈りの箱によせて

テーマ:ブログ

 祈りの箱

 

祈りの箱は私のテーマの一つである

色彩は内面の動きと並行して表出するものである

黒をベースに書いたりするもそれはあくまでも自分の即興に過ぎない

昔川村記念美術館のロスコの部屋で受けた感動も言葉には言い表せるものではない

作品との対峙はあくまでも一人一人のものでありその感応が崇高なのである

岡潔の随筆は中学の時好きで読んだが彼の数学の発見も内面との対峙に起因するのである

全宇宙的なものとの調和により芸術は生まれる

帰一の精神は禅の世界に共通し

無為の境地は芸術家の心の底にいつも輝くのである

阿保のくせに黙っていろと言ったのは沢木興道老師だが

これはまさしく真言であり名言なのである

所詮人間の考えることなど知れているのである

 

 

 

 

 

 

 

2018年07月15日(日) 09時03分23秒

原始に回帰せよ

テーマ:ブログ

 

 

もともと書は祈りの形なので

どのような表現をするかは自由なはずである

甲骨や金文の文字をよく見ると

相手に伝える 残す という人間の根本の生き方の手段をただ単純に表現したことがわかる

書道史を漢あたりから学ぶのとヤンシャオ期から考えるのではまるで違うし

紙に筆で文字を書くことなどはかなり後の時代に考えられたものなので

先ずは原始の趣きで書を接することが重要である

清の文人たちが戦国時代の造形に憧れるのはその点で類似している

なんでもありは怖いもので中核をなす骨格がなければ書の基礎は成り立たないのである

朝倉文夫が彫刻を学ぶために園芸の勉強が必要だと説いたのは凄い

里見弴が文章は平易に表現するだけでよいと言い切ったのも面白い

長谷川利行の単純無垢の筆致を見ていると余計なものは考えるなと言わんばかりである

書の神髄は無為的原始造形にあるのである

装飾に走る現代に一番必要なことは

原始に回帰せよ

大自然に帰依せよということに他ならないのである

 

2018年07月12日(木) 11時11分47秒

切り取られた場面

テーマ:ブログ

 

 

 

 

 

 

この作品は縦のものが横になっている

以前ある美術評論家が私の作品は縦も横もないと言っていた

作るときはもちろん縦横の区別で書いているわけだが

部分的な切り取りの集合体として作品を見れば縦も横もないことになる

この作品のこの色が好きだとか

この形のこの箇所が好きだとかそれで充分である

福田平八郎の絵などはそれが顕著であり

最後に全体を鑑賞すればよいのである

黒澤明が映画は内容がどうだとか言うより

切り取られた画面一つ一つが美しければそれで充分だと言っていたが名言である

昔アフリカの布が好きで毎日机に置いて見ていたことがあった

クレーの絵も負けるほどの新しさと純粋さがあり時間を忘れる

ドゴン族の造形も同様に好きだった

人生も写真のように瞬時の切り取られた場面が思い浮かぶものだ

辛い時の場面は案外心に残るもので

その場面がまた自分の糧になっていて今がある

先日後輩からうちの店が映画に出ていますのでと聞き

「万引き家族」を観た

「かぞくのくに」の安藤さくら同様今回も彼女はよかった

切り取られた場面が似合う女優が久しぶりに出てきた気がした

高峰秀子の美術的センスは抜群でコレクションや交友からも明らかであった

この大女優も切り取られた場面が似合っていた

小津も溝口もみな共通するものがそこにあるのである

 

 

 

 

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